「JYJ」、SMとの契約問題終結で自由の身に
WoW!Korea 11月28日(水)13時39分配信

SMエンタテインメント(以下、SM)と韓国男性グループ「JYJ」(ジェジュン、ユチョン、ジュンス)の専属契約問題が3年4か月ぶりに双方の合意で終結したことがわかった。
28日、法曹界よるとSMと「JYJ」メンバー3人は、双方の間で締結されたすべての契約を仮処分申請日である2009年7月31日をもって終了することにしたという。
また関連するすべての訴訟を取り下げ、その後、相互の諸活動を干渉しないという内容の合意書を締結したことがわかった。
これに関してSMは「3人が『東方神起』として活動する意思がないことが明らかとなり、
これ以上3人をマネジメントする理由がないと判断した」とし「今後、互いに関連することがなくなり、相互の干渉をしないことにして、本日の調停を通じて裁判を終えることになった」と説明した。
続けて「現在も『東方神起』として活動しているユンホ、チャンミンが今後、訴訟進行に伴うこれ以上の追加被害や不要なイシューを取り上げられないために、今回の裁判を終えることが最善であると判断を下した」と語った。

一方、「JYJ」のマネジメント会社のC-JeSエンターテインメント側は「今回の訴訟は社会的関心を呼び起こすとともに、新人タレントの弱みにつけこんだ大手プロダクションの不公平な契約を無効とする画期的な判断が2度にわたって出された」 と評価した。
和解による法廷闘争の終了に伴い、「JYJ」の活動の幅が広がるかどうかに注目が集まっている。
C-JeSエンターテインメントは「3年前に(契約を停止するとする)仮処分が出されてから『JYJ』として活動して来たが、今回の和解で契約関連事項が改善することを期待している」と話した。
2004年「東方神起」としてデビューしたジェジュン、ユチョン、ジュンスは2007年7月31日、前所属事務所であるSMエンタテインメントを相手取り、専属契約の効力禁止仮処分申請をソウル中央地裁に申請していた。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20121128-00000017-wow-ent

JYJ不公正な慣行改善の切っ掛けになった・・・・事務所立場表明

JYJの所属事務所C-jesエンターテイメントが、smとの専属契約に関する争いが幕を閉じたことに対する公式立場を明らかにした。
SMエンターテイメントとJYJの3人ら双方が結んだ全ての契約は仮処分申請日である2009年7月31日付けで終了となり、関連するすべての訴訟は取り下げとなった。
JYJの法務代理人・法務法人世宗は
「ジェジュン、ジュンス、ユチョンの3人が前所属事務所を相手に提起した仮処分申請は、
絶対的弱者である新人という地位を利用した不公正な契約は無効であると言う判決が二度も出たことで、既存の芸能界に存在していた不公平な慣行等を一掃させ、画期的に改善する決定的なきっかけとなった」と伝えた。
続けて、『これにより、公正取引委員会、人権委員会、文化観光部等で新人たちを保護するために関連する 法規定等を改善しており、何よりも芸能プロダクション等、芸能界の当事者たちの認識を改善することで、特に新しく芸能界に進出する新人たちの法的地位を保証し新人たちが安定した土台の上で自由に活動ができる基盤を固めることになった』と今回の専属契約紛争の意味を説明した。
JYJのマネージメントを担当するC-jesのペクチャンジュン代表は
「実は3年前に裁判所が仮処分申請を受け入れた時点から、我々が勝てる戦いで有ると思っていた。事実、JYJの活動妨害は法的な問題ではなく、<ダビデとゴリアテの戦い>のようなものなので、判決後活動が大きく変わることはないと思う」と語った。
続けて「我々はJYJだけが出来る道を行っているし、またこれからも我々が計画した通りに活動して行くつもり」と話し、「今回の調停成立で、翻案判決を理由に一部制約されていた事例が改善されることを望みながら、これまでと変わらず支持してくださる国内外のファンの皆さんに改めて心から感謝の気持ちを伝えたい」と語った。

http://www.kstarnews.jp/news/viewContents/kpop/1305186963

JYJとSMとの間で争われていた裁判が終結しました。
9月に和解勧告が出てから2ヶ月余り、突然の終結でしたね。
記事だけ読むと余りにもあっけない結末で、訴訟を起こしてからの3年4ヶ月の闘いは何だったのかと思うほどです。

これで韓国では自由の身になりました。
放送や音楽業界で受けてきた数々の妨害は、すべて、「訴訟中」という理由に依るものでしたから、今後、明らかな差別はなくなるということでしょうか。

この記事の中で私が気になった点は二つ。

一つは、この合意に関してのJYJ側のコメントがCJeS代表ぺク氏によってコメントされている点。
セジョンのコメントは法定代理人ですから納得が行きますが、その他の記事コメントは、JYJではなく、何故かぺク代表のコメントが伝えられています。
この闘争は、SMとCJeSとの争いではなく、SMとJYJ3人の争いでした。にもかかわらず、今のところ、JYJ3人のコメントは一切出ていません。
ぺク氏は、いつからJYJの代理人になったのでしょうか。
JYJの動向の記事のコメントには、必ずぺク氏のコメントが出ています。彼の物言いは、エージェント契約している会社の代表者のコメントではありません。明らかにJYJを管轄している代表者のコメント内容になるところが、いつも私が疑問を感じるところでしたが、今回も明らかに代理人というより管轄者のコメントでした。
いつも彼がJYJのあり方を代弁します。
彼とJYJとは、エージェント契約を結ぶ対等の立場というよりは、雇用関係を結ぶ立場のように感じます。

今回、この闘いによって、JYJは事務所の専属権を争った訳ではなく、長期の専属契約による拘束を解除することを争ったはずです。
それがこのコメントを読むとまるでJYJがSMの専属を離れて新たにCJeSとの専属を結ぶ事の正当化を求めたうに感じます。

ぺク氏のコメントは明らかに当事者のコメントであり、いかにも自分の事務所の契約が正当化されたように聞こえます。

CJeSは、当初エージェント会社であったはずが、現在は、芸能事務所に確実に方向を転換しています。
JYJ以外のタレントを抱える現在の形態は、SMと何ら変わりのない一介の芸能事務所です。
もし、芸能事務所に方向を転換したのであれば、当初言われていたJYJとのエージェント契約はどうなったのでしょうか。

JYJが当初、訴訟を起こしたとき、CJeSとSMとの二重契約が問題になりましたが、この点に関して、一貫して専属契約ではなく、あくまでもエージェント契約であるという立場を主張してきました。
これが、いつ、そうでなくなったのか、それとも今でも他のタレントは専属契約であっても、JYJだけはエージェント契約なのか、同じ事務所内でそのようなことが可能なのかどうかわかりませんが、まるでJYJの専属権を争っていたかのようなぺク氏のコメントに疑問を持ちました。

二つ目は、ぺク氏が、今後の活動に関して「この判決によって大きく変わることはない」と話している点です。
そもそもこの訴訟に端を発してエイベックスとの契約に影響を及ぼし、日本活動が休止される事案になったと思われます。
今までぺク氏は、日本活動に関して明確な意見を述べていません。
日本ファンを対象にメンバーシップを募り、HPを作成しましたが、日本活動に関して言及されていないのが現状です。

日本活動が出来ない大きな理由の一つであるSMとの訴訟が解決したことにより、来年1月に予定されているエイベックスとの裁判も終結すると考えられます。
また、仮に終結を見なくても、2月末には、エイベックスとの契約が切れ、エイベックス側が主張している東方神起としての契約も今回の裁判で終了を認められたことにより、何の足かせもなくなります。

このような状態になってもなお、仮に日本活動再開に何の具体的な展望も示されなければ、それは一体何が原因なのかということを私達は、注意深く見守る必要があると思います。
今まで「内外の不当な圧力、妨害によって」という事をおりに触れて話してきたぺク氏が、今後、日本活動に関してどのような見解を示すのか、非常に興味を持ちます。

JYJの活動、又、個人活動の一つ一つが、本当にJYJや個人の意思によって決定されているものなのか、それともCJeSぺク代表の意見によって決定されているものなのか、今後の活動方針をまるでCJeSが決定しているかのように発言するぺク氏のコメントに私は、非常な不快感を持つのです。

本当に、JYJと事務所が、専属契約でなく、エージェント契約であるのであれば、今後、自由に個人の意思によって活動することに何の支障も出ないということになります。

ジェジュンオンリーペンの私としては、ジェジュンが切に願っている「日本活動の再開」に向けて、彼自身が語った「難しい状況」が一体何を指しているものなのか、SMやエイベックスとの契約による難しさなのであれば、それは来年3月には解消されることになります。
それとも、それ以外のものを彼が「難しい状況」と話しているのであれば、彼が望む日本活動を本当に妨害しているのは、一体誰なのかということを私達は、今後のぺク氏、CJeSの動向を見守りながら判断していくことが大切なのではないでしょうか。

多くのオンリーペンが感じている理不尽さを今まで内外の彼への妨害の大きさに理由付けしてきたCJeSが、本当に彼の望むマネージメントを事務所として今後、行うのかどうか、注意深く見守る必要があると感じています。

SMとの闘いも妨害ももう既に形骸化しており、本当に彼のこれからの活動を妨害する真の存在を知りたいと感じます。

ジェジュンが、「日本活動」と言ったのは、年に数回、来日する韓流スターとしての活動を言ったのではありません。少なくとも「活動」という言葉の意味は、一定期間滞在し、活動するということであり、彼がかつて経験した日本活動のあり方を示したものだと思います。
彼が、本当に「日本活動」を再開するその時に、オンリーペンとしての私の喜びが訪れる。
その時が、一体、いつ来るのか、今回の訴訟合意の記事に何の感動も持てなくなったオンリーペンの一人として、本当の闘いはこれからだと感じています。

※コメント

当時の私の所感の中で今問題点として浮き彫りになっている部分、懸念として現存している部分を赤字で表記してみた。
読み返すと、4年前に漠然と抱えていた彼の歌手活動に対する不安が、まさにその後の4年間でその通りになったのだということがわかる。

ぺク氏に関しては、この記事を書く前年。2011年のひたちなかコンサートの時の彼の情報によって、全く信用出来なくなった。それは、ひたちなかの開催を最後まで反対していたという点と、開催後、ジェジュンが茨城県庁にお礼に出向きたいと言った時に「そんな必要はない」と言い放ったという二つの点で。
当時、私は関係者2人と交流していて、随時、情報を知る立場にあった。一人は、日本側JYJ関係者、もう一人は、ひたちなかコンサートの主催者側。その双方からの情報で、コンサートの開催が直前まで危ぶまれていたことも知っていた。日本側関係者は、直前にソウルへ渡り、ジェジュンと共にぺク氏にコンサートの開催を説得し続けた。
何も知らないファンは、JTBが関係者から下りたあとも、自分達でバスをチャーターし、移動手段を着々と実行に移していた。また、ひたちなか周辺のホテル、旅館は全て満室状態になっていた。これで、もし、直前に中止にでもなったら、また、ジェジュンの日本活動が遠のいてしまうと、祈るような気持ちで毎日を過ごしたのを覚えている。確か最終的に開催が決定したのは、一週間に満たない日取りだったと記憶している。
そして、開催されたあと、私は、ジェジュンの申し出をぺク氏が一蹴したということを聞かされる。その頃、彼は、一人、日本に残り、JYJの日本活動を引き受けてくれる事務所を捜していた。その件に関しても、「日本活動がしたいなら、引受けてくれるところを自分で探してこい」と言われたと聞かされていた。

その話を聞いた時、ぺク氏に日本活動をする気持ちはないのだとハッキリ悟った。
絶望的な気分だった。
Cjesにいる限り、彼の望むまともな日本活動は出来ないのだと思った。

彼が目指したエージェントとアーティストの関係は、メンバーやメンバーの親族が次々と事務所の株主や役員になっていく中で、なし崩しの関係になったのだと思った。
彼もその流れの中に取り込まれてしまうのではないかと懸念したが、彼だけは頑固に強固に自分のあり方を守ろうとしているように見えた。
事務所と距離を取るようになり、他のメンバーとは明らかに違う立場のスタンスを取り始めた。また、日本活動を決して諦めようとしない固い意思が見られた。
そういう彼に対して、事務所は執拗に彼にアメとムチを繰り返し与えるようになり始めた頃だったと思う。
記事の最後に、「本当の闘いはこれからだと思っています」と書いたところ、「何の闘い?どこと闘うの?」「闘いとか過激すぎてついていけない」とか批判を受けたことを覚えている。
サセン動画は、実は彼を貶める為に事務所に仕組まれた事案だったと知ったのが、2012年5月。当時、密かにオンリーだけに回して欲しいと言われて、中国ファンサイトからのメールを読んだ。そこには、サセンをどのように事務所が計画し、彼を嵌めたかの一部始終が克明に書かれていて、オンリーだけに回して欲しいとの注意書きが添えられていた。またファンサイトは、事務所の関与を裏づける証拠の音声ファイルまで手に入れていた。まるで映画やドラマのような世界の話だとばかり思っていたことが実際に彼の身に起きていたのだった。
それは、日本ではJYJの活動を望む声が多く、ジェジュンだけに行われている理不尽な扱いを知ろうとも信用しようともしないファンが多いことを中国のファンサイトが知って、オンリーだけに密かに回すようにと指示されていた。彼の身の安全を守り、その上で数少ない日本のオンリーファンの結束を確固たるものにする為には、決してJYJファンに情報が漏れないようにしなければならなかった。サセン事案は、事務所だけでなく、明らかに他のメンバーも関与している出来事だったからだ。
その時から、彼が事務所でどのような立場に置かれているのかが明らかになった。漠然と抱いていた懸念が単なる妄想ではなく、事実だったと知ることになっても、最初は信じたくない気持ちの方が強かった。信じれば、これから先、彼にどのようなことが起きるかを想像出来たからだ。そして、日本活動は望めないということも。

この年の5月には、他のメンバーはソロアルバムを出し、彼はJYJの一員として曲を提供させられている。また、もう一人のメンバーは、ドラマ出演に余念がなかった。
ドラマや映画に俳優としての仕事しか与えられなかった彼に対して、相変わらず日本では、JYJとしての音楽活動を求めることが主流であり、彼のソロ歌手活動を求める声などは殆どなかった頃だった。
彼だけがJYJ活動をファンから求められるという構図が出来上がっていた。そういう日本の風潮の中で、彼のソロ歌手活動も、日本活動も全く先の見えない中での裁判の終結宣言だった。

2012年は、来日音楽活動は全くなく、唯一の来日は、10月17日第3回日韓交流総合展の広報大使として大阪に来日しただけの年だった。
彼は、コメントを求められて、自分で顔を書き込んだマスコット人形を持ちながら、「人形の名前は“キョリ”!日本との“距離”がもっと近くなったら…」と答えている。
事務所の考えを明らかに知った上での発言と思い返せば、人形の名前をわざわざ日本語の「キョリ」と名付けた裏にその頃の日本活動の展望を現した象徴的な言葉だったということがわかる。

多くのファンは、日本の裁判の和解を想像したし、2月にはエイベックスとの契約が切れる。待ちに待ったその日が来る。
そうなれば、必ずかつてのような日本活動が出来ると信じている風潮があった。
その頃の記事だ。

今から思えば、まるで茶番劇のように、ただ踊らされていただけに過ぎず、Cjesの戦略の中には、初めから日本事務所と正式に契約する気持ちもなければ、日本でまともに活動しようと思う心もなかったということを知らなかったのは、ファンだけだったということになる。

ぺク氏は、典型的な韓国人の考え方を持つ人間だ。
日本より上の立場の韓国の事務所が、どうしてわざわざ日本事務所と手を組まなければならないのか。日本事務所に利益を渡さなければならないのか。
Cjesを立ち上げた時から、SMとは全く別の日本活動の仕方。即ち、一切全てを韓国人の手で取り仕切るという考えで、日本市場に打って出た事務所だ。
その考えの発端が見える直前の記事である。(2015年追記)