ペンライトについてのいざこざは、この8年間、常について回った。

特にジェジュンがソロ活動を始めた2013年以降は、顕著になった。それは、赤のペンライトを振るのか、それとも緑のペンライトを振るのか、ということのいざこざだったかもしれない。
グループ活動をしていた頃の公式ペンライトは、赤が多かった。しかし、緑のペンライトは、ジェジュンオンリーの象徴と言われた。なぜなら、韓国に於いて、緑は、ジェジュンオンリーの証であり、彼の個人ファンサイトは、独自の緑ペンライトを作成し、それを振って、かれを応援していた。
2013年6月の横浜アリーナでの初めてのソロファンミとミニコンサートで、緑のペンライトを振る応援イベントが呼びかけられたのをきっかけとして、ジェジュンだけを応援する人は、緑のペンライトを振る人が日本でも増えて行った。
なぜなら、3人の中で、あなただけを応援する、という意思をジェジュンに伝える為でもあったからと言える。
当時、日本では、5人の頃からの流れで、グループ全体を応援するファンが主流であり、個人だけを応援するファンは、数少なかったからである。
しかし、横アリを契機に、彼だけでいい、彼だけを応援するという人が増えた。それに呼応するかのように、緑のペンライトを振る人が増えて行った。
韓国に戻った彼が、事務所の中で、また、グループの中でどのような扱いを受けてきたのか…
それが段々と周知の事実になるに連れ、そんな人達は、益々増えて行った、というのが事実だ。
そして、その度に、ペンライトのいざこざは起きた。
公式のペンライトで緑だったのは、2014年12月のJYJのichigoコン。この時、個人を応援するペンライトが初めて販売された。赤を基調とする中に、個人の応援カラーが埋め込まれた。ジェジュンの場合は、もちろん緑。また、2015年の韓国でのバースデーコンでは、始めて緑のペンライトが公式で発売された。
そんなことから、緑のペンライトは、ジェジュンだけを応援するファンの中に定着して行ったのかもしれない。
緑のペンライトを持って応援する、というスタイルは、明らかに韓国ファンサイトから持ち込まれた考えだが、それに準じることが、彼だけを応援するという意思表示として捉える人も少なくなかった。
JAEFANSができて、ジェジュンだけを応援するというスタイルが明確になった。
最初のペンライトの色は赤。
しかし、次に発売されたものは、緑だった。
即ち、赤も緑も公式の色となる。
今回、JAEFANSが明確な線引きを示したことは、ある意味、今後の方向性を示しているとも言える。
JAEFANS公式のペンライト以外、たとえ、赤であろうと緑であろうと認めないということ。
それは、cjes販売のものを認めないという明確な態度だった。
即ち、日本においては、あくまでもジェジュンは、ソロ歌手であり、グループは一切関係ない、という明確な線引きを示したと言える。
韓国の事務所が販売したペンライトを認めない。
また、一切、他のものを排除する、という明確で強固な態度は、今後も、ジェジュンの日本での活動は、あくまでも個人活動であり、それは、順調に行われるのだという確信に基づいた確固たる方針を示したとも言える。
過去のグループも、過去の遺物もいらない。
他のメンバーや、グループのものを持ち込むなど、論外であり、全く失礼な話だと、明確に示したと言える。
それでも、過去のものを平気で持ち込む輩はいるのだろう。
その行為が、彼の尊厳を傷つけているなど、夢にも思わないのだろうから。
今日から、神戸に行ってきます。
私は、今回の公式ペンライトを振ります。
会場が、公式のものだけで埋め尽くされるのを願っています。