実は、別の記事を用意していました。
けれども今日は、ずいぶんざわざわとした一日でしたね。
いくつかの思わせぶりな情報が流れてばかりいました。
明日、CjeSのHPには、SMの妨害に対する公正取引委員会の決定に対する所見が各国語でアップされるそうですが……
JYJが妨害を受けているというのは、韓国では、そうなのかもしれませんが、この日本では、どこまでを妨害というのか、日本活動がそもそも再開されないのは、本当に妨害なのだろうか、と考えます。
彼の考える日本活動というのは、日本の事務所と契約を結び、きちんと活動すること。
日本でCDを発売し、コンサートツアーをし、音楽番組に出るということ。
多くの韓流グループが今、日本で行なっている当たり前の活動の事を指しています。
この活動が出来ない原因は、本当に妨害なのでしょうか。
確かに今年の2月26日にエイベックスとの契約が切れるまで、それは大義名分だったかもしれません。
契約を盾にエイベックスが、妨害をしている。
両国でもひたちなかでも明らかに妨害はありました。
けれども、今も尚、それが原因で日本活動が出来ない、と信じているファンは、よほど事務所問題を知らないか、CjeSを盲目的に信じているファンなのでしょう。
彼の最近の言動を見ていると、本当に日本活動が出来ないのは、妨害のせいなのだろうか……と考えます。
ドーム公演は、急遽決まったのでしょうか。
急遽決まったから、何もかもスタッフを韓国から連れてきて、バンドも素人バンドを使い、多くの不手際でもコンサート開催だったのでしょうか。
2月に契約が切れる事は、周知の事実であり、その後、コンサートを開催することが契約上は可能になることは誰の目にも明らかなのです。
けれどもドーム公演は、外タレの来日公演の枠を外すことはなく行われました。
そして、その後、JYJはどことも契約を結んでいません。
契約を結べないのか、結ばないのかは、一文字の違いですが、全く違います。
多くの韓流グループが日本で活動を行なっていますが、このような形で活動しているところは、どこにもありません。
ジェジュンは、ドームで日本活動について一言も話しませんでした。
今、JYJのコンサートが発表されるのではないかと、とても噂されています。
けれどもこのコンサートは、本当に彼が望む日本活動の形を取るのでしょうか?
仮に彼が望む日本活動の形を取る事になった場合、
コンサートの収益、グッズの収益、ファンクラブの管理、CD売上の収益など、Cjesは巨額の利益を日本事務所と分配しなければならなくなります。
今まで全ての利益を手中に収めていた事務所が、その利益を手放す事は出来るでしょうか。
CjeSが設立された当初、この事務所は、単なるマネージメント事務所という説明でした。
彼ら3人が、SMを出たのは、金銭的な問題や労働条件よりも、自分達で仕事を選んでいける自由な意志決定の権利を獲得したかったこと。アメリカのエージェント方式を取り入れた事務所を設立し、その考え方で活動する先駆者になるためだと思われていました。
けれども、3年の間に事務所は、大きく変貌を遂げました。
今、この事務所をマネージメント事務所だと思う人はいません。
他の芸能人を抱え、単なる芸能事務所として存在しているだけです。
そして、JYJとの関係も大きく変わったのではないかと思うようになりました。
物事の決定権は、JYJ側にあるのではなく、事務所側にあるのではないかと思うようになったのです。
今まで日本側事務所と契約を結んでこなかったJYJと、これからの時期に契約を結ぶことは、日本側事務所にとって、利益になるのでしょうか。
兵役を控え、まともに3人が揃って活動出来る時間は、そんなに多くありません。
この時期に契約を結んだからと言っても、大したメリットになるとは考えられないのです。
もちろん、飢餓商法と言って、一時的に大きな利益をもたらす事は確かでしょう。
けれどもそれは、所謂正規のレンタル契約が成立してこそ、日本側に利益が生じるのです。
彼らが兵役を迎える事は、Cjesの側から言えば、その間の大きな収益の柱を失うことになります。
それが、もうそんなに遠くない時期にやってくることがわかっていて、この時期にあえて、日本側事務所と正式なレンタル契約を結ぶということは、
CjeSの側から考えても何のメリットもないように思うのです。
日本側からもCjes側からもメリットのない、この時期の正式契約による日本活動の可能性があるとは、私には考えられません。
もし、アルバムが日本で発売されるなら、それは、レコード会社と正式な契約を結ばなければならず、CjeSに大きな収益はもたらさないでしょう。
ファンクラブを子会社に管理させ、コンサートのチケットもグッズもアルバムもCDもDVDも、販売は、すべてそこで行うという今のやり方が、一番、JYJというスターグループの収益を効率的に事務所の手に入れる方法なのです。
こうやって事務所を大きくしてきたCjeSが、この既得権益を手放すとは到底考えられない。
では、どのような形での日本活動が可能かと言えば、結局は、外タレとしての来日公演、プロモーターを使っての公演に尽きます。
妨害があって、契約が結べない、というのは、ある時期までは、事実だったと思います。
けれども、何度も契約が直前に破談になる事務所を、今、まともに相手にする日本事務所はあるでしょうか。
JYJは、日本側事務所と契約で揉めたグループです。そして、Cjesは、エイベックスを訴えている事務所です。
そんなグループと正式な契約を結ぶ事務所が、今の日本にあるのかどうか私には疑問に感じるのです。
彼が、CjeSに移ってからの3年間、彼は戦い続けてきました。
その相手は、最初は、エイベックスだったのかもしれません。少なくとも私達にはそのように見えていました。けれども今、本当に戦うべき相手は、そこにはいません。
その事実が、彼の考える日本活動の最も障害になっていると思うのです。
彼の人生は、彼自身の手の中にあるもので、彼の選択によるものであるべきもの。
けれども私は、この3年間、彼の人生が彼の手の中にあったとは思えない。
今、彼は、彼の人生を自分の手の中に取り戻し、彼自身の意志で物事を決定していく為に戦い続けているように思うのです。
彼が、本当に望む日本活動を手に入れる為には、彼自身が大きな決断をしなければいけないのかもしれません。
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