拝啓 ジェジュン様

お元気でお過ごしですか?先日、試写会に参加されたお顔を見て、どことなくふっくらとされたように感じ、少し安心しました。
日本は、猛暑だったり、豪雨だったりと、とても厳しい天候にさらされています。
あなたがいた頃の日本は、もっと穏やかな天候だったかもしれません。

横アリのコンサート以降、あなただけのファンを名乗る人が多くなりました。
日本では、JYJのメンバー全員を平等に愛さないといけない、という風潮があって、私のように最初からあなただけが好き、というファンはとても非難されてきました。

それでもあなただけを好きな気持ちは、変わらないのです。

あなたが、メンバーのことをとても愛し、JYJの3人になってから、JYJとしての活動をしたくて、ソロ活動を控え、ずっとJYJのことを優先されてきたこと。

JYJの音楽というものを確立するために多くのことを犠牲にしてきたこと。KPOPでないJYJPOPという音楽を確立したかったこと。

それらのことを理解しています。

そして、あなたが、心から日本活動を望んでいることも理解してきました。それはJYJとして、かつてのような日本現地活動をすることでしたね。

日本の事務所と契約をし、日本語でCDやアルバムを出し、日本の音楽番組に出演し、コンサートを開く。

今、多くのKPOPグループが日本で活動している、ごく当たり前の活動をあなたは、JYJとしてやりたかったこと。

それを私は、理解しています。

当たり前のことが当たり前に出来ない状況の真の原因をあなたは、いつ知ったのでしょう。

少なくとも私は、ひたちなかのコンサートの真相を知ったとき以降、あなたの置かれている状況の厳しさを知ることになりました。
それは、私がオンリーだったから。

JYJ、JYJと多くの人がかつてのような3人での日本活動を思い描いていたとき、コンサート関係者から聞いた事実が、あなたの置かれている状況に最初の疑問を持ったときでした。

今年4月にあなたは、念願だったJYJとしての日本公演を行いました。

それは、あくまでも外タレの来日公演というスタイルでしたね。

あなたが希望する日本活動からは程遠いものになりました。

それでもあなたが歌う姿を見られることは喜びでした。

そんなあなたの姿に、どこか元気がないように感じたのは、私だけだったのでしょうか。

あなたが、これから先も自分の望む形での日本活動が出来る道筋が何も見えてこないことに、どこかで気持ちの踏んぎりをつけようとしているのように見えたのは、私だけだったのでしょうか?

横浜アリーナで見せたあなたの姿は、東京ドームとは一転していました。

FMで話すあなたは、饒舌で、これからの希望や展望を包み隠すことなく話しました。

声だけが聞こえても、あなたがどんな表情で話しているのかがわかるほど、あなたは、楽しそうで喜びに溢れていました。コンサートで日本語の曲を歌い、日本語でMCする姿は、この3年間で見せたことのないほど、楽しそうで、笑顔いっぱいでした。

日本活動を打ち切られて以来、初めてあなたの笑顔に会ったような気がしました。
あなたの気持ちが溢れていた。

「日本へ帰りたい」「日本で活動したい」「日本語の歌が歌いたい」あなたの気持ちが、溢れて、どうにもこうにもならない。

あれ以降、あなただけのファンだと自覚した人が増えたことをあなたは知っていますか?あなたの気持ちが、ハッキリ伝わったあのコンサートを観て、あなたの日本活動への気持ちを確認した人が多くいたことを。

今までJYJとして、JYJの日本活動を望んでいたあなたが、ソロでもいいから、日本でコンサートを開こうと決意した気持ち。あなたのコンサートは、あなた自身の伝手を使って、made in JAPAN の形で全てが行われていた。

私達が待っていたコンサートの形。
それは、決してJYJでは、出来ない形でした。
それを、あなたが、ソロコンサートという形で実現したのを観たとき、あなたの気持ちがハッキリ伝わりました。

今、私は、一人のオンリーとしてあなたに何がお返し出来るのだろうと思います。
あれほどまでにJYJにこだわったあなたが、それを捨ててまで、ソロコンサートを開いたこと。
それが、あなたのどんな気持ちを現すのかを考えたとき、私は、あなたに伝えたい。

一人でも多くのあなただけを応援するファンを増やしたい。
それは、あなたが本当に日本を愛してくれるから。本当に心の底から、日本活動を望んでくれるから。

9曲もの日本語のJPOPを歌うために、あなたがどれだけの練習を積んできたのか。
それを想像するだけでも、あなたの日本への気持ちがわかる。

あなただけのファンで良かった、と心から思えた3日間。
それは、あなたのファンになって3年半。あなただけのファンでありたいと思い続けた私の気持ちへのあなたからのご褒美のように感じた3日間でした。

今度は、あなたに私が返さないといけない番ですね。
あなただけのファンであり続けることが、唯一、あなたへのお返しになるのでしょうか。

ソロコンのアンコールで
「一人っていいですね。名前を呼んでもらえるんですね」と嬉しそうに話したあなた

オンリーはお嫌いですか?