グループ活動にこだわった彼。
グループ活動にこだわり続けた彼。

日本へ帰るのは、JYJの3人として帰るのが道義だと言った彼。

彼がこだわり続けたものはなんだったのだろう。

東方神起時代、事務所を訴えた時、彼はファンの集中砲火を浴びた。
まるで彼が煽動したかのように。

当時、多くの有名ブロガーが彼を非難した事を私は知っている。
「彼が悪い。5人の絆を壊したのは、彼であり、5人をつなぎとめる事が出来なかったのは、彼の責任」
まるで、5人でいられなくなったのは、彼の責任のように。
いかに5人でいることが大切なことのように発信し続けた。
日本では、5人の絆が大事であり、絆を壊すような行動は許されない風潮があった。
それは、メンバーはもちろんのこと、ファンにまでその考えが支配的で、その枠からはみ出すものは徹底的に批判された。

5人でなければならない。
ジェジュンは、あくまでも5人の中の一人だと、言われ続けた。

今、彼は3人になった。
3人の絆を同じように彼に求めるファンが多い。
彼はあくまでも3人の中のジェジュン。
3人のグループにいる彼を応援することが正しいと、発信する。
3人というグループの中での彼を応援することこそが正しいファンとしてのあり方だと説く。

3人でいる時の彼が幸せそうだから。
他のメンバーを愛しているから。

まるで彼は、一人になってはいけない存在のように扱われてきた。

3人になって彼は、泣いてばかりいた。
それは、5人になれなかったからなのか。
それは、思うように活動が出来ないからなのか。
決してステージでは泣かないと言い、泣かなかった彼が、ステージで、BSで泣き続けた。

彼が3人になって泣いてばかりいるのとは裏腹に、
他のメンバーの涙を見た記憶はない。
まるで水を得た魚のように
自由で自分達のやりたいことを思う存分しているように見えた。

人は、自分のやりたいことが出来たとき、光り輝く。
それぞれが、光り輝くものを手に入れたように見えた。

3人になって、彼は、本当にやりたいことをやっているようには見えなかった。

Dr.JINのファンミが終わった時、何人ものファンが「彼だけでいい」と言った。
韓国のソロコンを観た後、多くのファンがオンリー宣言した。
そして、今、彼が一人で日本活動することを望む人が増えている。

それは、彼の気持ちが、ソロコンに溢れていたからだ。
彼の日本への気持ちが、隠しようのないほど、溢れたコンサートだった。

もし、彼が、彼一人が、日本へ戻ってきて活動を始めたら、
多くのファンは何と言うのだろう。

また、彼の事を非難するのだろうか。
3人で戻ってくると言ったのに、裏切り者と批判するのだろうか。
3人の絆を壊した、と批判するのだろうか。

彼ほど、ファンの事を思う人はいない。
5人を望むファン、3人を望むファン、
その気持ちを知らないはずはない。

それでも彼は、日本でソロコンサートを開いた。
そして、彼の日本活動への溢れる思いを強烈にアピールした。

「一人っていいですね。アンコールで名前を呼んでもらえるんですね」と嬉しそうに語った彼。

彼に私達の気持ちは届いただろうか。

もし、彼が一人で日本へ戻ってきたとき、
彼の盾になれるのは、オンリーファンしかいない。

彼のためなら、どんなに叩かれても構わない。
彼のためなら、どんなに批判されても構わない。

彼が光り輝く場所で
彼が自由にやりたいことが出来る場所で
彼が幸せに羽ばたく日を見つめたい。

私は、どんな時でも彼を応援する。
彼の為なら、自分が火達磨になっても構わない。

今までも、これからもそうあり続けたい。

彼の人生は、彼だけのもの。
彼の生き方は、誰にとらわれるものでもなく、彼だけのものだ。

彼の人生は、彼自身の為にあるべきもの。