2017年10月26日。

この日を私は一生忘れないだろう。そしてそれは、多くのジェジュンファンも同じだ。

キム・ジェジュンという韓国の歌手が、ジェジュンという名前で日本音楽界に復帰した日だからだ。
そして、同時にそれは、彼が、日本において、ソロ歌手としての活動を行うということを宣言した日でもある。
同時に発表された日本公式のジェジュン個人ファンクラブの立ち上げは、彼が、JYJという枠から離れて、一人で日本活動を再開させることを示唆している。

 

ドリフェスのステージ後、多くの記事が上がった。
そのどれもが、彼のソロ歌手としての力量を正当に評価するものだった。
そして、それは、日本の業界が、彼の復帰を認めたということを証明するものでもある。
翌日に大きく掲載された日刊スポーツの記事の存在は、彼のソロ歌手活動に対して、日本の業界の妨害がないことを立証した。

 

もし、彼が、今後、日本でのソロ活動が出来ないようなことが起きれば、それは、ひとえに韓国側の妨害であって、日本側には何の不都合もないということを証明している。

そのことを私達は、頭に入れておく必要があるのだ。

彼のドリフェス出演成功と共に、耳に入った雑音がある。

あるファンは、会場にてシアペンから、「ジェジュペンなの?ホント、勝手なことしてくれて」と喧嘩を売られた。また、あるファンは、ジェジュンの日本語の歌を動画にして編集し公開していたが、シアペンから攻撃され、組織的に低評価をつけられた。

JYJペンを自称する芸能人は、わざわざ本番前の彼の楽屋を訪ね、今からソロ活動しようとしている人間に向かって、「今度はJYJで活動してね」と進言したという。
それをこれみよがしに自分のブログに彼とのツーショットと共に自慢げに公開した。

twitterの世界では、一夜明ければ、ガラッと様相が変わっていた。

彼を絶賛する呟きは、なりを潜め、代わりにシアのダンスや歌唱を讃えるツイであふれかえっている。

三浦大知やジェネレーションズを自称するアカウントが、シアを絶賛し、ジェジュンのジェの字もない。

それらのことを見聞きして、おかしさがこみ上げた。
焦燥感が滲み出ているからだ。

くだらない。

実にくだらない。

だから、JYJは崩壊したのだ。
だから、ジェジュンはJYJから心が離れた。

彼がJYJというグループをつなぎ止め、存在させていただけで、彼の心が離れた今、JYJは崩壊の一途をたどっているように見える。

もし、そうでないというなら、

JYJに未来があるというなら、

こんな姑息な手段で、彼を落とすことを考えず、もっと堂々としてればいい。

JYJは東方神起と肩を並べる、否、それ以上のグループであると自信を持って胸を張ればいい。

そして、JYJのメンバーであるジェジュンの日本活動復帰を喜べばいいではないか。

彼の復帰が、JYJの日本活動復帰に繋がるはずだろう。
なぜなら、彼は、JYJのメンバーを愛し、JYJのグループを存続させ、JYJ活動をするはずなのだから。

そう言って、堂々と胸を張って、彼の成功を喜ぶべきだ。

そして、次は、自分達の英雄であるシアの日本復帰を信じればいい。

彼が一歩先に日本への道を開いてくれたのだから、必ず、シアの為に一肌脱いでくれるはずだろう。

そんなことも信じられないで、彼をこき下ろす。

彼を批判する。
叩きまわる。

下げツイを拡散させ、如何にシアが優秀なのか、攻撃しているのは、何の為なのか?
どんな理由からなのか。

結局、JYJペンと言い、グループを応援していると言いながら、結局は、ジェジュンがシアよりも存在感を示すことに嫌悪するだけなのだろう。

こういうことの繰り返しの7年だったのだ。

だから、JYJはグループとして存在感を示すことが出来ず、単なる呼称でしかなく、ファン社会は分裂したのだ。

誰のせいでもない。

自分達が撒いた種だ。
自分達の撒いた種は、自分達で刈り取らなければならない。

ジェジュンは、自分のファンを信じて、日本に一人で帰る道筋をつけた。

シアに帰って欲しいなら、同じ道をシア自身とファンで捜すことだ。

JYJで日本に帰れる道はない。

JYJの日本活動復帰を認めるほど、日本の業界は甘くない。

決して日本でのJYJ活動は認められない。
それは、母国韓国においても同様だ。
それが、芸能界という業界の不文律なのだ。

JYJにこだわる限り、日本活動の道筋は決して見えない。

シアに日本活動を正式に再開して欲しいなら、一人で戻る道を見つけてもらうことだ。
そして、日本の企業と組んで仕事することだ。

韓国の企業と組む限り、日本の業界にその場所はないと知るべきだ。
韓流ビジネスは通用しない。

それが、日本という国なのだから。

いつぞや、シアペンが、ブログで私の記事を大いに解説づきで叩いていたのを読んだことがある。

日本の音楽界で認められることが、東方神起のブレイクに繋がったという記事に対して、「日本ファーストの考えがチャンチャラおかしい」ように叩いていた。

彼女の言うとおりだというなら、シアペンは、日本でのシアの活躍も活動再開も一番に望んでいないということなのだろう。
あくまでもシアは、韓国での地位とブレイクにこだわり、ファンもそれを望んでいる。

結構なことだ。

韓国人なのだから、母国韓国で大いにブレイクし、活躍すればいい。
日本は韓国よりも劣る場所なのだから、日本市場などあてにしなければいいし、あてにしない、ということなのだろう。

棲み分けが明解で実に結構なことだと思う。

もちろん、彼女などは、今回のジェジュンの日本でのソロ活動復帰に、何の関心もないだろう。否、むしろ喜ばしいと記事を書いているのかもしれない。
JYJにとって、メンバーであるジェジュンが日本に復帰し、韓国での活動よりも日本で活動したほうが、シアの活躍場所が韓国で広がるに違いない。

シアは、日本市場など眼中にないのだろうから。それとも、日本はやはり外せない市場なのだろうか。

それなら、ソロとして帰ってくればいい。
何度も言うように、ソロでしか帰る道はないのだ。
ジェジュンと同じように個人ファンクラブを立ち上げ、日本で記事にしてもらえばいい。

誤解のないようにここでハッキリ書いておくが、私は、シアを批判していない。
ジェジュンの記事を書いているだけだ。
誤解する人が多くて困る。
私は、一度も、他のメンバーを名指しで批判した記事を書いたつもりはない。
ただ、メンバーがその都度、どのような言動をしたか、否、しなかったのか、それだけを書いているだけだ。

そしてJYJの音楽が確立出来ていないのは、私の音楽人としての評価だ。
それを反証して、堂々とJYJの音楽は素晴らしい、と言い切れるなら、それでいいではないか。
これは、個人の見識の違いであって、それをどうこう言われる筋合いはない。
私の見識に対して、叩きまわるブロガーを見かけるが、勝手に書けばいい。
私は、叩かれたからといって、自説を引っ込める気持ちを持たない。さらに、だからと言って、シアの音楽の批判記事を書こうとも思わない。

シアの音楽について何も思わないだけだ。

関心がない。
それだけだ。

JYJのメンバーなのだから、関心がないというのは、失礼だと批判されたこともあるが、それも当てはまらない。なぜなら、私は、最初から、ジェジュン個人のファンであって、JYJのファンになったことは、ただの一度もないからだ。

その事だけは、記事の途中ではあるが、伝えておきたいと思う。

要するに、私を批判すること、叩きまわること、攻撃することは、時間と労力の無駄だと知って欲しい。
キチガイだ、狂っている、と批判するのは自由だが、無益な不毛の時間を生むだけだと知るといいだろう。そして、怒りの感情に捕われるのは、自分が疲れるだけだと知ることになるだろう。
無益な時間と労力は使わないことをお薦めする。

記事の続きを書くことにしよう。

今回の揺り戻しは想定内だ。
彼自身も覚悟している。
その覚悟がなければ、ファンクラブなど立ち上げることが出来ない。

一度は軋轢を経験しなければ、前には進めないのだ。

 

個人ファンクラブを立ち上げることを発表することは、JYJの活動を否定し、Cjesの面目を潰すことになる。

それを当然覚悟した上での彼の決意と行動が、一枚のチラシと新聞記事を書かせることになった原動力だ。

公に発表されたものを潰すことは出来ない。

面目を潰されたCjesが、どんな手を打ってくるか・・・

それも彼の中では想定済みだろう。
そして、もう引き返せないところまで物事は動き始めている。

 

ドリフェスの一週間以上前から来日したこと。
韓国にいたら、ドリフェスに無事に出演出来たかどうか、それほど危険だった。
何も仕事の予定が入っていない10日余り。
この期間に、韓国にいることは、彼を危険にさらすことになったかもしれない。

大阪に滞在したこと。
ドリフェス後に夜を徹して、kaveで日本側スタッフと打ち合わせしたこと。
それらすべてが、彼が揺るぎない決意と自分の力だけを頼りに、日本での活動を再開することを示唆している。

もう引き返せない。

韓国のファンの批判も当然受けるだろう。
母国にも立ち上げていないファンクラブを公式に日本で発足させると宣言したことに対する批判は必ずあるはずだ。

そして、Cjesの絡みは、解決された事案だと感じる。

Cjesが絡むことがもしあるとするなら、それは、最小限度で抑えられるはずだ。

その道筋が付けられているからこその発表だと言える。

そうでなければ、彼は、ファンに大嘘をついたことになる。

詳細が明らかにならないのは、潰されない為。
詳細を明らかにすれば、必ず横槍が入る、トレジャーブックの時のように。

 

彼は、同じ鐵を二度踏まない。
同じ過ちは決して繰り返さない。

これからもどんどん揺り戻しが起きるだろう。

彼の下げ記事、彼のスキャンダル。
韓国に取り戻すことに必死になるはずだ。

彼の中で、一番は、母国韓国。
そんなことを印象づける記事がたくさん出ることだろう。

あくまでも彼はお国の為に外貨を稼ぐ韓流スターだ。
その位置づけを必死に上書きしてくるだろう。

そして、JYJとしての存続。

東方神起が永遠であるように、JYJも永遠でなければならない。

JYJの活動への期待感を持たせるような記事がたくさん書かれるかもしれない。

それでも真実は一つで、事実は揺るぎない。

彼は、これから、自分の指し示した活動を潰されない為に、闘うことになる。

周囲は、すべて包囲されている。
その中で、これだけのものを用意した。

彼はどんどん行くだろう。

彼を止めることは出来ない。

 

来年は、ファンとして彼の動きの速さについていけないかもしれない。

 

彼が見ている先は、遠い景色だ。

その景色が実現できるよう、彼について行く。

 

下げ記事や批判、揺り戻しに一々反応している時間があれば、彼の歌を聞き、彼の歌を薦め、彼のファンを一人でも増やす。

 

来年の1月には、ドリフェスの放送がある。

YouTubeでない彼の歌う姿を日本のテレビで観ることが出来る。
大いに録画して、大いに多くの人に勧めよう。

 

彼の日本語アルバムが発売されたとき、多くの人が彼のことを知っているように。

 

無くした7年間を取り戻さなければならない。

現在に留まっている暇はない。

 

彼と一緒に前を向いて歩くだけだ。
忙しい一年になるだろう。

 


彼は落ち着いている。

ドリフェス後もハイテンションになることなく、淡々と自分のやるべきことをこなしているように見える。

今日は、韓国でのファンミ。
Cjesが用意した仕事を、淡々と熟すだけだ。

ファン思いの彼は、韓国ファンを心から喜ばすだろう。
サービス精神いっぱいで、ファンを楽しませ、ファンに愛情を示すだろう。

 

そんな母国での彼の様子を見ながら、心がザワついたこともあったが、彼の日本への思いと日本活動を取り戻そうとする努力を知ってからは、何も思わなくなった。

 

簡単な決意や、一時の感情で、取り戻せるほど、日本活動は甘くない。

ここまで来るまでの道のりは、筆舌を尽くせないほど、困難だったはずだ。

数限りない裏切りと数限りない傷を受け続けてきた結果、手に入れたものだ。

 

そんな彼のファンであってよかったと思っている。

 

彼の個人ファンで良かった。

 

そして、私も彼に自分で出来ることを粛々と行うだけだ。

 

ファンとして、彼の力になりたい。
そう思って7年、活動してきた。
これからもスタンスは変わらない。

 

彼だけを応援している。