誰もが読む普通の新聞。
手にとって誰もが当たり前のように見つめるテレビ欄。
何気なく目をやるその紙面に「ジェジュン」という文字がある。
誰もが知ってる馴染みの沢山の日本の芸能人の名前の中に、それは当たり前のように書かれていた。
そんな朝を想像する事も出来ないほど、この8年、彼の名前は、日本社会から完全に消えていた。
彼の名前は、ネットの中にしか存在していなかった。
2018年3月26日。
各新聞の朝刊テレビ欄にも夕刊テレビ欄にも当たり前のように彼の名前がある。
まるでこの8年、何もなかったかのように…
それは、当然、戻る場所に戻るべきして戻り、そこにいるのが当たり前のように扱われている名前。
ジェジュンは、韓流スターでもなんでもない。
ただのひとりの日本の芸能人としての扱いでしかない。
これが日本の芸能界に戻るという事。
これが、彼が8年間、欲してやまなかった日本活動。
韓流スターとしての特別扱いを求めたのではない。普通に、ごく当たり前に、日本の芸能人として芸能活動したいと願っただけの事。
その彼の願いが、今夜、叶う。
こんな日が来ると、誰が想像しただろう。
8年という歳月は、すっかり、彼がいない事に慣らされるのに十分すぎる年月だった。
でも今日を境に、彼は、日本で普通の芸能人として活動を再開する。
もう、いつ、韓国に戻るのか、いつまで日本にいてくれるのか、とビクビクした思いをしなくても、彼は、これから来年も再来年も、その先も、ずーっと先も日本の芸能界にいるのが当たり前になるのだ。
日本で普通の芸能人として存在して欲しい。
それがこの8年、私が願い続けた事だった。
その1歩が始まる。
その始まりの日を見届ける事ができる幸せを噛みしめる。
日本の芸能人ジェジュンの始まりの日だ。

 

 

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