最初に書きますが私の記事はジェジュンオンリー視点でオンリーの為に書いているものです。
オンリーの立場を理解しない人は記事を読まないで下さい。
たとえ音楽記事やJYJに関連する記事であっても、それらは全てジェジュンだけを応援する人の為に書いています。また、記事を読んだ方が、オンリーの気持ちに共感し彼だけを応援しようという人が一人でも増えて欲しいとの思いから書いているものです。
今回の記事は音楽家としての経験からの個人的見解に基づいた記事です。その事を踏まえた上で記事を読んでください。
長い記事になりますから、お時間のあるときにお読みください。
オンリーの立場や気持ちに共感出来ない人は訪問をお断りします。
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すっかり街路樹も色づき、秋の深まりを感じさせる季節になりました。
私の大好きな表参道の欅並木も真っ赤に色づいている頃でしょう。
ブログの更新がずいぶん滞ってしまっていました。申し訳ありません。
前記事に関してのアンチコメントも批判ツイも読みました。立場の異なる人には、私達オンリーの気持ちは理解出来ないということを確認したにすぎません。
批判することは容易く、反論をきちんと立証出来る人は殆どいない、という印象しかありません。
140文字の中で勝手に記事の批判を呟いているにしか過ぎず、それは単なる感情でしかないというのが私の印象です。
人を批判するなら確たる反論を同じ土俵でするのが最低限の礼儀だと思うだけです。
そう言えば、「AERAにおいて、彼が『3人でいるだけで幸せ』と答えている事にどう思いますか?」とコメントを送って来た人がいました。
その質問はハッキリ言って私達オンリーには愚問。
私達は彼がどういう気持ちでその言葉を発したかも、今JYJ日本活動が再開されるこの時期に彼がどのように答えるかも全て理解するから。
理解した上で、彼の今後3人に関する発言もメンバーに対する発言も全て予想出来る。
その根底にあるのは彼の長年一緒にいたメンバーへの愛着と愛情であることも理解する。
それゆえに私達は益々オンリーにならざるを得ないし、オンリーとして彼だけを応援しようと新たに決意する。その感覚も感情もおそらくオンリー以外のファンには到底理解出来ないものだろうということだけがわかる。
JYJの日本ツアーを1週間後に控え、今、この時期に「なぜ、日本活動再開なのだろうか」と疑問に思う。
JYJとしての日本活動を最も願ったジェジュンには、おそらく数ヶ月しか残されていないだろう。
エイベックスとの和解が成立したあと、日本活動を再開しようと思えば出来たにも関わらず全く動きがなかった。この時期に来て日本活動を再開するのは、ジェジュンが殆ど活動出来ないことが織り込み済みではないのか。
「JYJとしての活動をする」と言ってもおそらく1枚CDをリリースしただけで時間切れになるだろう。
日本活動を再開するには必ず日本側の事務所と契約をしなければならない。
某事務所と契約をしたとして、JYJとしての実質的活動は殆ど出来ないこの時期に日本活動を再開することは誰のメリットになるのか。
物事には、メリットとデメリットの両面が必ず存在する。
しかし、今回の日本活動再開については、メンバーによって、メリットを受ける人間とデメリットしかない人間に分かれるのではないのか。
入隊は年長のジェジュンが最初に行くはずだ。
ユチョンは公益任務が決まり、ジュンスは誕生日の関係で1年遅らせることができる。
この状態で、今の時期の日本活動再開で最もメリットを受ける人間は誰か。
そしてデメリットを受けるのは間違いなくジェジュンでしかない。
ジェジュンの日本での人気はメンバーの中で圧倒的だというのは、オンリーの穿った見方だろうか。
JYJアルバムよりもジェジュンのソロアルバムの方が売上げもランキングも上という事実は何を指しているのだろう。
この4年間、オンリーの私達が最も感じたことはジェジュンの日本市場封じだった。
彼と日本との関係を断つこと。彼を日本市場へ戻さないこと。
彼の日本活動への思いを諦めさせること。
その為の4年間だったと思えるほど、事務所と彼との日本活動への考えは異なったと感じる。
彼がどんなに欲して努力しても決して叶わなかったJYJの日本活動を、彼の入隊直前に始める理由が知りたい。
事務所としてどんなメリットがあるというのか。
入隊すらもジェジュンは、「グループがあるから自分一人では決められない」と言った。
JYJの活動のために自分の入隊時期までずらして活動してきた彼にとって、この時期の日本活動再開は何のメリットもない。
入隊すれば彼は完全に日本市場から消える。
このタイミングを見計らって他のメンバーのソロ日本活動が始まれば、日本活動はそのメンバーの為に再開されたのだとわかるだろう。
JYJとして日本活動を本気で行うつもりなら、この時期に再開するはずはない。
近い将来、間違いなく歯抜けになるグループの日本活動を再開するのは、その後に何かのシナリオがなくては何のメリットもないからだ。
ところでJYJのCDのリリースは本当に出来るのだろうか。
それは、いつ、どんな形で出されるのか。
私はこのCDに非常に興味を持つ。
なぜならJYJの発売するCDのメインヴォーカルが誰になるかによって、JYJの音楽が日本に浸透するかどうかが決まるだろうから。
それはJYJというグループのコンセプトが何かにもよる。
JYJがK-POPのグループとして今のままのコンセプトで日本市場に復帰しても決して成功には繋がらないからだ。
日本でCDをリリースする。
そのハーモニーのメインにジェジュンの声がなければ、それは決して日本中にJYJの音楽が浸透することはないと言いきれる。
かつて、あれほどに東方神起が日本社会に認識され音楽が浸透していったのは、J-POPにおける表現力の高さを多くの日本人が認めたからにほかならない。
「音楽は国境を超える」とよく言うが、これは言葉の一つのあやでしかない。
「いい音楽は国境を超える」のが正しいだろう。
J-POPの東方神起の曲は、今でもタイやベトナムで日本語で口ずさまれる。
日本語を話せなくても「忘れないで」を歌えるベトナム人もタイ人も多くいるのが現状だ。
それほどに5人の奏でるJ-POPのサウンドは国境を越えた。
そして日本国内では、ファンでない日本人も多くが未だに記憶している。
なぜに5人の東方神起が多くの日本人に受け入れられ浸透したかは、彼らが日本語で歌いJ-POPの音楽の世界を伝えたからだ。
日本の音楽界において、どんなにK-POPの優れた歌い手がデビューしても、K-POPの世界を歌う限り日本の一般社会にその音楽を浸透させることは出来ない。
5人時代、彼らがどんなに大手事務所の力でゴリ押しのキャンペーンを展開しても、K-POPを歌う限り日本の一般社会には浸透しなかったはずだ。
彼らの音楽があれほどまでに日本社会に浸透したのはJ-POPを歌ったからにほかならない。
多くのK-POPグループが東方神起を目指して日本でデビューした。
しかし未だに5人の東方神起を超える存在になったものはない。
BIGBANGが多くのファンを魅了するのは、その世界がオリジナリティーに溢れた世界だからだ。しかし彼らの音楽が広く日本社会に浸透したのかと言えば、答えはNOである。「どうして君を好きになってしまったんだろう」は、どんなに音楽に疎い日本人でも誰もが一度は耳にしたことのある曲だ。歌手にとってメガヒットと呼ばれるものは、歌手人生の中で一つ巡り会えれば一生食っていけるといえるほどのものだ。
そのメガヒットをかつての東方神起は持っている。
それが日本社会において彼らの音楽が広く浸透した理由の一つなのだ。
2人の東方神起になって大きく変わったのは、J-POPからK-POPへと移行したことだった。
「いや、そうではない。彼らはJ-POPを相変わらず歌っているし、作曲家も作詞家もかつての人達と変わらない」ファンはそう言うだろう。
でも音楽に最も大切なサウンドはどうなのか。
日本語の歌詞で歌い日本の作曲家が作った曲を歌えばそれはJ-POPになるのか。
J-POPのサウンドとは、ただ単にそんなものなのか。
では、なぜに多くのK-POPグループが日本で日本語で歌うにもかかわらず、かつての東方神起を超えるヒットを生み出せないのか。
それは2人の現東方神起にも言える。
彼らは5人時代の遺産をそのまま受け継いだ筈だ。それにも関わらず日本社会に彼らの音楽が浸透しないのはなぜなのか。
それは、韓国人の声質によるものが大きい。
韓国人特有のハスキーなトーンの声質と張り上げるような歌い方。
これがK-POPを支える。
そしてその声質も歌い方も多くの日本人は受け入れることができない。
J-POPの柔らかく優しいサウンドに慣れた耳には、韓国人の発声が耳障りだと感じる人が少なくない。
これがK-POPが日本でメガヒットしない理由の一つだ。
だからこそ、エイベックスは5人の東方神起のサウンドをTVXQとは全く異なるものに作り上げたのだ。
K-POPの歌い方でK-POPの声質で日本のJ-POPを歌っても、それはJ-POPにはならない。
J-POPの音楽を表現するには、J-POPに見合った声質で歌い上げなければその世界を表現することは出来ない。
声質は音楽を構成する大きな要素の一つだ。
今の二人東方神起を含め、K-POPグループがどんなに日本語のCDを発売しても、かつてのように日本中にその歌声が浸透しないのは日韓情勢の冷え込みでは決してない。
J-POPを歌う声を持った韓国人歌手がいないからにほかならない。
ジェジュンが韓国語の歌を歌っていたときと、日本語の歌を歌うようになって発声を変えたのは余りにも有名な話だ。
5人の中で彼だけが異なる声質を持つ。
それはもともと彼が持っていたものではなく、J-POPを歌う為に彼が努力して手に入れた声なのだ。
「J-POPを歌うために声を細くするように言われた。そのほうが日本人が好む声になるから」と彼は話している。
「その声を身につけるのにとても苦しかった」と話している。
彼は要求された細い声を作るのに、歌声を頭声発声に変えた。
韓国でデビューした一年と、日本でデビューしたあとでは、彼の歌声は全く異なる。
すっかり頭声を身につけた彼は、その後韓国語の歌も全て頭声で歌っている。頭声で歌う事の方が歌手にとっては楽であり、自由自在に声を操ることができるからだ。
おそらく血の滲むような努力の中で彼はその発声を身に付けてきたに違いない。
そんな彼の歌声は、J-POPにおいて他の韓国人歌手の追随を許さない。
彼が歌うJ-POPの歌がまるで日本人歌手のようだ、と言われるのはこの理由による。
中島みゆきの「化粧」を歌った彼の動画を観た人が、「日本人の若手歌手が歌っているのかと思った」というほど彼の声は日本語に似合っている。
そして外国人特有の日本語の発音とは異なり、何の癖もない実に明解な日本語を歌う。
J-POPを歌うのに最も適した声を持つ彼をメインヴォーカルにするかどうかがJYJの日本活動成功への鍵となる。
「いや、JYJはK-POPグループで行くのだ」と言うなら、JYJもまた、かつての東方神起を超えることは出来ない。
JYJの日本活動の成功の是非の鍵は、ジェジュンが握っているのだ。
その鍵を事務所が見誤れば、JYJの日本活動は兵役を挟んでやがてソロ活動へとシフトしていくだろう。
なぜなら、そのファン層はコアな一部のK-POPファンに支えられたものでしかなくなるからだ。
JYJの日本での新曲がどのようなコンセプトになるのか私は静かに待っている。
そのコンセプトでJYJの将来もジェジュンの将来進むべき道も決まる。
日本の聴衆はどんな音楽を待っているのか。
そしてそれは誰の歌声を待っているのか。
その答えが今後のJYJの日本活動成功の鍵を握るだろう。