突然、新聞6誌を飾った新年会の集合写真。
数多くの有名俳優の中央に少し緊張した面持ちの彼の姿があった。

彼の日本活動は、こんなふうに突然始まった。
それは、昨年のKAVEから同じ歩みだ。

突然のKAVEモールのオープン。
社長という肩書きの名刺がSNS上に拡散されても彼は沈黙していた。
オープンイベントの告知画像をInsta.にあげても、彼が単なるゲストとしての出演のようにしか感じさせなかった。

「オーナーのジェジュンです」

その一言ですべての疑問と心配を一瞬で払拭させた。

 

ひと月後の日本音楽フェスティバルの出演告知。
一体どこからの仕事なのか、誰が仕掛けたのか。
Cjesが絡んでいない事だけは確かだった。
出演告知があっても、エントリーが告知されても、彼は黙々とドラマ撮影に没頭していた。
日本ファンの驚きと喧騒にすぐに反応しなかった。

 

ドリフェスの当日。
会場に参加した人だけが手にすることのできる数々のチラシの中にそれは、そっと入れてあった。
日本での彼個人の公式ファンクラブの発足告知。
どこが主催なのか、マネージメントはどこなのか、何も記されていなかった。
公式の個人ファンクラブが発足するということは、日本でのソロ活動開始を示唆している。
翌日には、大々的に新聞紙上でソロの日本活動開始の予告記事が出された。
その画像だけをInsta.にあげた。
矢継ぎ早に発売される週刊誌の単独インタビュー記事。
そこには、日本活動の開始が語られていた。

JAEFANSの登録が始まるまでのひと月余り。
彼の口からは、日本活動についてひと言も話されず、Cjes主催の東京ファンミが告知された。

JAEFANZが正式に発足し、日本でのマネージメントがケイダッシュだと書かれていても、それが韓国の同名事務所ケイダッシュだと誤解する人がいるほど、疑心暗鬼に包まれていたかもしれない。
JAEFANSの登録が始まる中、開催された東京ファンミは、完全に韓流スターの来日ファンミの様相を呈し、いつもなら日本仕様に組み込まれてくる楽曲も「Good Morning Night」が辛うじて日本語歌詞で歌われたに過ぎず、今までになく韓国仕様に固執した形となった。

Jパーティー開催は韓国のみで、新しい年になっても、彼の韓国での活動を予感させるものからの始まりだった。
アルバムの録音風景は、韓国でのアルバム発売を予感させたし、彼からは何の発言もなかった。

いつ、彼の日本活動は始まるのか。
どんな形で始まるのか。
日本事務所と契約しての正式な形での活動なのか。
ひと言も彼の口からは、日本活動の開始について語られないまま、僅かにJAEFANSの新年挨拶動画で、日本での活動が増えるであろうことを予測させる彼の笑顔があった。

ケイダッシュ新年会の集合写真に納まる彼の姿。

今回もそれは、突然だった。
数々の看板俳優の中央に、まだ何の活動も始めていない彼の姿があった。
その場所に納まるのが当然のように、彼が強力な後ろ盾に守られているのを内外に示す一枚の写真だった。
それは、たった一人で東京にやって来た彼の姿でもあった。

8年間、欲してやまなかった彼の日本活動は、こうやって、突然に始まった。
突然の告知と決して日本活動に関して、軽々しく発言しない彼の姿からは、彼が常日頃、言い続けてきた「昔のような日本活動」を手に入れることが、どれほど難しかったのか。
そして、手に入れた今、それをどれほど大切に思っているかが感じられる。

彼の日本活動は、慎重に慎重に始められる。

そう感じさせる一枚の写真だった。


ケイダッシュの新年会に於いて、彼とのツーショットをあげた高橋克典氏が結果的に画像を削除してしまった件は、とても残念であると共に今までの状況を象徴したような出来事だったと感じた。
いろいろと配慮された結果、高橋氏があげたモザイク画像に対して、日頃の氏のブログでは考えられないほど多くのコメントを投稿され、モザイクをかけた件に関して批判コメントを受ける始末。さらに削除した経緯を氏が追記するとさらに多くのお詫びのコメントが並ぶ。そんな現象は、高橋氏の目には、異様に映ったに違いない。

この8年間、Cjesの酷い扱いの中で、彼を守る為には、ファンが声をあげるしかなかった。そんなファンをCjesは、「ジェジュンファン」と名乗るだけで毛嫌いした。
どんなにCjesに嫌われようと、声をあげ続けなければいられないほど、彼の扱いは酷かったと言える。それでも彼の扱いは変わらなかった。
除隊後、実質のCjesの収入源は彼一人になった。
彼が、単独で日本事務所との契約をもぎ取ったことを知って、初めて、彼に擦り寄る態度を見せ始めた。
そんな環境に慣らされてしまっているのかもしれない。
何か、少しでも不満なこと、自分の思い通りにならないと感じることがあれば、その相手がどういう人間であろうとお構いなしに彼を擁護する行動に出るのは、日本のファン活動から見れば、一種異様な光景と言われても仕方がない。

ファン活動というものをジェジュンのファンになって初めて経験している私も含めて、東方神起時代のまともな日本活動を知らないファンは、圧倒的な数になる。
強力な事務所ケイダッシュと契約した彼への応援は、韓国ナイズされた頭から、日本仕様に切り替えなければならないだろう。

彼が望んだ「昔のような日本活動」は、普通の日本芸能界にいる芸能人の活動だ。
それは、ファン活動も含めて、日本での当たり前の活動を望んでいるに違いない。

そんな彼の気持ちに沿ったファン活動でありたいと思った。



少しいろいろあって、体調を崩していました。
その間、ご心配のコメントやメッセージやメール、LINEやtwitterのDMを多く頂きましたが、どなたにもお返事を出来ずにいました。申し訳ありません。
本当にありがとうございました。
また、20日も記事を更新しなかったにも関わらず、多くのアクセスを頂き、過去記事を含めて読んでくださっているのを感じ、読者の方がこの場所を好んで下さっているのを感じました。

まだ体調は、完全ではありませんが、多くの方から頂いた気持ちを大切にしながら、これからも私のペースで、私の記事を読んでくださる方々に書いていきたいと思います。
本当にありがとうございました。