義務警察
http://www.mma.go.kr/kor/s_navigation/bmjedo/bmjedo07/bmjedo071/index.html
●義務警察制度
対スパイ作戦遂行および治安業務補助のために1982年12月31日新設(戦闘警察隊設置法)
現役兵補充に支障がない範囲内で、志願によって選抜し、軍事訓練の後、転換され、現役兵服務形態と異なる形で服務する制度。
現役兵入営者の中から強制的に選抜される「作戦全景」は‘12年から中断。
●勤務地
国会および政府庁舎警備隊、空港機動隊、機動隊、防犯巡察隊、検問所など
●募集時期
毎月21日~翌月20日
義務警察志願HP(http://ap.police.go.kr)
●志願資格
満18才以上30才以下の兵役を済ませていない大韓民国の男
志願非対象
・現役兵入隊日決定者(受験願書受付日基準)
・入隊期日延期した者(受験願書受付日基準)
→但し、大学の在学生で学生入隊延期者は、志願可能
・兵役忌避(徴兵検査、入隊)事実がある者
・資格停止以上の刑を宣告された者
●必要書類
徴兵身体検査結果通知書(兵務庁発行)
兵務庁徴兵検査を受けていない人は国・公立病院または、総合病院で発行する公務員採用健康診断書の提出
学歴証明書(国・公立病院または、総合病院で発行する公務員採用健康診断書の提出者に限る)
●身体検査基準
体格:体格が剛健で、腕・足が完全で胸・腹・口腔・内蔵の疾患がない者
身長:165cm以上195cm以下の者
体重:55kg以上92kg以下の者
胸囲:身長の1/2以上の者
視力:眼鏡をかけない視力がそれぞれ0.1以上、矯正視力がそれぞれ0.8以上の者
色身:色盲ではない者
聴力:聴力が完全な者
血圧:高血圧(拡張期90mmHgまたは、収縮期145mmHg超過)、低血圧(拡張期60mmHgまたは、収縮期90mmHg未満)でない者
運動神経:運動神経が発達して神経および身体に各種疾患の後遺症による機能障害がない者
容姿:奇形などで容姿が醜悪でない者
●体力検査基準
走り幅跳び160cm以上
腹筋運動 1分間20回以上
100m競走 18秒以内
腕立て伏せ 1分間20回以上など(雨天により100m競走実施が不可能な場合)
●面接
一般常識、国史、社会、政治、文化、時事など6分野の短答型。
面接試験は身体および体力検査合格者に限る
●教育訓練
陸軍訓練所軍事教育4週間、地方警察庁集団教育3週間
服務期間:21ヶ月
服務満了時、国防部の転換服務の解除と同時に満期全域で兵長階級の予備役に編入。
義務警察の受験資格について調べてみた。
なぜなら、ジュンスが公益ではなく義務警察に入隊と聞いて、ひっかかった。
私の記憶では、義務警察を受験出来る資格者は、「今までに一度も入隊を延期していないものに限る」という条項があったからだ。
それゆえに東方神起のチャンミンは、年齢が若いにも関わらず最初の召喚を拒否せずにグループ活動の空白期間を短くするために義務警察を受験したと聞いた。即ち、義務警察を選ぶために、入隊召集を延期しなかったのだ。チャンミンは28歳だ。
それで行くと、今年30歳になるジュンスには、今まで一度も入隊の召集がかからなかったことになる。
反面、ジェジュンは、これまで何度も入隊延期をしている。
東方神起のユノも入隊延期をしている為に、義務警察を受験出来なかったと聞く。
今回、同じように義務警察を受験したと報道されたBIGBANのT.O.Pは28歳。
また、超新星のグァンス、ジヒョクは、29歳になったところだ。
しかし、
ジュンスの場合、今年1月1日から、入隊期限の30歳だった。
ジュンスの誕生日は1986年12月15日と公表されているので、この誕生日をもとに考えれば今年は30歳ということになる。
それとも戸籍上の1987年1月1日が適用されたのだろうか。それにしても、同じ日に生まれた双子の兄は、既に入隊している。同じ生年月日を持つ双子であるなら、同じ時期に入隊要請があったと考えるのが自然で、片方だけに入隊要請があったとは考えにくい。それとも事前に何らかの手を打ち、ジュンスだけには要請が来ないようにしたのか。
韓国・兵役法の第2条の2項に次のような記述がある。
「兵役義務の履行時期を年齢で表示する場合、“○○歳から”というのは、その年齢になる年の1月1日からを、“○○歳まで”というのは、その年齢になる年の12月31日までを指す」
つまり、「現在年-出生年」で割り出した年齢が、その年の1月1日から12月31日まで適応されるということになる。
1986年に生まれた人は、誕生日がいつであろうと、「2016年-1986年=30歳」という兵役年齢が、今年一年間適用されるということになるのだ。
しかし、ジュンスの場合、この時期に受験したというのであれば、30歳の年のギリギリ、31歳になる二ヶ月前まで入隊要請がなかったということになる。
そうでなければ、受験資格がなくなるからだ。
30のこの時期まで、一度も入隊を延期したことがない、入隊要請がなかったというのは、本当なのだろうかと疑問に思った。
特に合格が決まった義務警察は、出身地の高揚市のある京畿道にあり、南部庁は、FCMENゆかりの水原市に所在地がある。
入隊過程を何度も本人が問い合わせたというのだから、ずいぶん懇意にもなるだろう(笑)
さらに出身地の広報大使を積極的にして、反日を表明する言動を行なっているのだから、その人物を落とす理由も見当たらなければ、入隊時期を考慮しない理由もないだろう。
こういう目に見えない優遇を受ける為に広報大使まで引受けてきたのだろうから。
ジェジュンは、JYJの活動の為に何度も入隊を延期させられている。
「自分個人だけなら入隊時期も決められるが、グループ活動をしているから、そうも行かない」と話している。
結局、ジェジュンだけが、JYJの活動の為に自分の人生に犠牲を強いられてきた。
そうでなければ、彼は、2014年の名古屋が終わったあと、もしくは、遅くともトライアングルが終わった下半期には、入隊していたはずなのだ。
トライアングルを引き受けるかどうか、かなり迷ったと彼は、当時、話している。
それは、名古屋が終わってから、ソロアルバムを作るのか、ドラマを引き受けるのかで、かなり逡巡したと話している。
また、トライアングル後のJYJ活動は、完全に、彼の入隊を遅らせる為に用意されたものだと言っても過言ではない。
日本活動をチラつかせ、日本事務所との正式契約をチラつかせてまで、ツアーを組み、結局、日本で初めてのJYJのCDは、まともな会社からは発売されなかった。
アジアツアーを入れ、ファイナルに日本を組み込み、年末まで彼を引っ張った。その上、次のドラマも入れて、どこまでも彼の入隊を遅らせるつもりだったはずだ。
入隊をギリギリまで引き伸ばすなら、彼は、2015年いっぱいまでが30歳であり、そこまで引き伸ばす事を余儀なくされたかもしれない。
結局、彼は、自分で入隊時期を決め、志願表を提出したと思われる。
だから、どんなにぺクが、「入隊させたくない」と言い、事務所が「入隊時期は未定」と打ち消しても、彼自身が、入隊時期をあちこちで話した。
65歳以上の高齢の親を持ち、膝にも重篤な怪我をした経験を持つ彼は、その気になれば、現役兵を回避する方法はいくつも持っていた。
しかし、彼は一切、そういう事情を使わずに正々堂々と現役兵で行く道を選んだ。
自分の意思で入隊時期を決め、自分の意思で現役兵を選んだ。
そうでなければ、きっとギリギリまで引き伸ばされていたはずだ。
そうやって事務所は、どこまでも彼の人生をコントロールしようとする。
ジェジュンは現役で行って良かった。
多くの一般人と交流し、普通の軍務を経験した。
芸能界という特殊な世界から離れ、一般的な常識の中で軍務を遂行し続けた。
多くの価値観と考え方を経験することによって、人間的に幅が広がったはずだ。
思考能力も体力も、ひと回りもふた回りも成長したはずだ。
何より、声がよくなった。
そして、小さなステージで、自分のファンなどいない普通の人達の前で歌うことによって、歌手としての表現力が増した。
彼にとっては、本当に大変な21ヶ月だろう。けれども苦労した分だけは、必ず身につく。
苦労はしたほうがいい。
そして、現役で行ったということは、誰にも何も文句の一切を言われない。
堂々と胸を張って、除隊することができる。
その達成感は何ものにも代え難いものであり、何より、自分自身に自信を持つことが出来るだろう。
それは、長い人生の中のたった21ヶ月間であっても、何よりも貴重な21ヶ月になるはずだ。
もう二度と、一般人には戻れない。
これから一生、彼は、歌手、芸能人としての人生を歩んでいく。
この21ヶ月の経験が、彼のこれからの歌手として芸能人としての人生を必ず支えるはずだ。
芸能兵が廃止されて以来、現役兵に入るのが当たり前になっていた芸能人の兵役は、ここへ来て、義務警察に入る人間が増加し続けている。
いわゆる韓流ブームの申し子と言われる世代が、次々と入隊を控えている。
義務警察は、一種の芸能兵的な受け入れ場所としての役割を一層担っていくだろう。
どちらの道を選択していくのか、それによって、その人達の今後の人間としての幅が決まるだろう。
あくまでも芸能人としての人生を選び続けるのか、それとも僅かな時期でも一般人としての人生を選ぶのか。
ジェジュンは、現役兵を選んで良かったと思う。
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