前記事にコメントやメッセージをいくつも頂き、ありがとうございました。
私の意見とは異なるコメントもありましたが、多くのファンは、彼の画像に対して批判的な思いを持ったり、がっかりしたりしたのだという事が、他のブログやtwitterの呟きを見てもわかりました。
ただ、私はそういう思いを持ちませんでしたし、仮に持ったとしても、その事を彼自身にリプしたり、公に呟いたり、記事に書くという気持ちにはなれないと思います。
彼の言動が嫌なら、ファンをやめればいいのであって、彼自身を自分の好みや考えに変貌させたいという欲求を持ちません。
そもそも自分以外の人が、自分の考えや好みと異なるからといって、それをその人に要求するという行為も気持ちも理解出来ないからです。
他人に自分の嗜好を押しつける考えを持ちません。ましてや、全く赤の他人であり、プライベートも知らない芸能人に対して、そういう要求を持つ心が理解出来ません。
文句があるなら、ファンをやめればいい。それだけの事です。
以下は、それらのファンのコメントを読んで、常日頃、感じている事を記事にする。個人的主観と考えに基づくものであり、一つの意見として書くものである。
よくファンあっての芸能人だと言うが、その人が芸能人として存在するからこそ、ファンでいれるのであって、彼が芸能人をやめれば、ファンという存在ではいられなくなる。
卵が先か、鶏が先か、との議論と同じように、
ファンあっての芸能人であり、芸能人あってのファンだという原則を忘れている。
除隊後に事務所を脱退することを望んでいるファンは多い。
どんなに理不尽な扱いを受けても、ここまでじっと我慢してきたのは、兵役があるからで、兵役を終了すれば韓国人としての義務は果たした事になり、彼は自由になれる、と考える人は多い。
明らかな嫌がらせに耐えているのも、兵役という足枷の為で、彼がじっと耐えてきたのも、とにかく兵役を終了するまでは、事務所の傘下にいたほうがいいという判断からだ。
兵役さえ、終了すれば、事務所にいる必要もなく、自由に活動するために辞める事を選択出来る。
日本活動を再開するためには、今の事務所にいれば再開出来ないことは承知の事実であり、彼は日本活動を再開するために、きっと除隊後、大きな決断をしてくれるはず。
そう期待しているファンは多い。
だからこそ、様々な嫌がらせや理不尽な扱いにもファンはじっと耐えて、彼を見守ってきたはずなのである。
「もう我慢の限界」「除隊後にはきっと決心してね」「除隊後には、大きな決断をしてくれるはず」
これらの言葉の裏には、彼がきっと日本活動を再開するために今の事務所を出て、日本事務所と単独で契約をしてくれるはずだと期待している。
けれどもこれらの事は、彼が日本活動を希望していることが大前提の話になる。
2013年11月の横浜スタジアムでのコンサートのあと、オンリーファンは大いに落ち込み、ファンを辞めるとまで考えたファンは多かった。
それは彼の話したMCの内容が原因だった。
今までどんなに苦しい状況の中でも、決して日本活動に対して、弱音を吐かなかった彼が、初めて弱音を吐いた。
「今は、日本では活動も満足にできなくて、来日コンサートという形でしか活動が出来ない。でもこういうコンサートもいつかはできなくなる日がくるかもしれない。日本に来れなくなったらどうするのかな、と思う」
ダブルアンコールに応えず、あっさりとステージを去った彼を見て、彼が日本活動を諦めたと感じたファンは多かったし、彼にとって、日本という国が特別な存在でなくなったように感じたファンは多かった。
そして、その後の笹原氏の呟きによって、ダブルアンコールに応えられなかったのは、コンサート開始時刻が遅れた為であり、とても彼がコンサートに集中できるような環境に置かれていなかった事を知る事になる。
一連の呟きから、その後、彼を取り巻く人間関係は大きく変化していくきっかけになったのが、浜スタでのコンサートの出来事だった。
そういう環境に置かれている彼の苦悩を理解せず、表面上、彼が話したMCから、「もうファンを辞める」とまで落ち込んだ人は多かった。
その後、大阪と名古屋のコンサートが決まったのは、ひとえに彼自身の努力の結果でしかない。この年のソロ活動は、全て彼が彼自身の力で勝ち取った成果である。
彼の「どうしても日本で活動がしたい。コンサートを開きたい」という強い意思によって、一連のコンサートが実現したことを忘れてはならない。
彼の思いを支えるのは、彼自身もよく言うように、ファンの思いが原動力になっていることは間違いないと言える。
しかし、私は彼が大阪で、初めて、「いつまでも待っていて欲しい」と話すまで、本当に彼を日本で待ち続けていいのだろうかとずっと不安に思っていた。
彼は韓国人であり、韓国で活動することが当たり前なのだ。どんなに彼が日本で人気があったとしても、日本で活動しないという選択もありえる。
他の芸能人と同じように、ちょこちょこっと来日して、コンサートをすれば十分稼ぐ事が出来る。日本活動を再開する必要もなく、韓国での活動を中心にすることは十分出来る。
私達ファンがかつてのような日本活動をどんなに望んでも、彼がそれを望まなければ、私達の思いは彼にとって負担でしかない。
彼に日本活動を望み、彼を待ち続けることは、彼にとって負担をかけることになるのではないかという懸念をずっとぬぐい去ることは出来なかった。
日本活動を望み続け、待ち続けることは、単に彼に負担を強いているだけなのではないのか、という不安をずっと持ち続けていた。
彼は、それまで、「日本活動を頑張る」とは言っても、決して、自分を待っていて欲しいとは一度も言わなかったからである。
彼がどう感じているのか、どう思っているのか、彼を待ち続けていいのかどうなのか、その気持ちを知ることが出来なかった。
しかし、彼は大阪のコンサートで、初めて、「いつまでも待っていて欲しい」と話した。
この言葉を聞くことで、彼を待ち続けることが、彼の気持ちに沿うあり方であり、彼の負担になっているのではないのだということを確認したのだった。
彼が望むから、彼を待ち続ける事が出来る。
日本ファンが彼の日本活動を待ち続けることは、彼の意思でもある。
その事を確認することが出来たのだった。
しかし、彼は韓国人だ。
彼が日本を望むからこそ、私達は彼のファンでいられるのであり、彼を待ち続けることが出来るのであって、正式に日本事務所と契約を結ばない今の状況では、彼の意思だけで、日本活動は成り立っているのだということを忘れてはならない。
もし、仮に彼が、将来、日本活動をしなくてもいい、と選択すれば、彼の日本活動はなくなるだろう。そして、私達も彼のファンであり続けれるかどうかは、微妙な状況になるのではないだろうか。
彼が望み続ける限り、日本活動の可能性はあるだろう。しかし、彼が望まなくなったら、その可能性はなくなる。
そういう状況の元で、彼と私達ファンの関係性は成り立っているのだということ。
彼が日本を望むから、彼の日本ファンでいる事が出来るのであって、彼が日本を望まなくなれば、他の国のファンと同じような扱いと立場になるのだということを私達は忘れているのではないのか。
日本ファンがいるからこそ、彼が日本を望む。日本市場は彼にとってなくてはならないものだから。自分の需要が一体どこであるのかを彼は知っているからこそ、日本を手放さない、と言うファンは多いだろう。
それは一つの考えだ。
しかし、その状況を裏返せば、彼が日本を手放したら、日本市場を諦めたら、その瞬間に、今のような私達ファンと彼との関係は終わるのだということを知っておく必要があると思う。
彼の強い意思があってこその、今の状況であり、ファンとして存在出来るのであって、彼が、韓国だけの活動にする、ファンは韓国ファンが中心であっていい、と思った瞬間に、日本活動の可能性は無くなる可能性が高い。
彼の言動を批判するのもいいだろう。
彼のプライベートな関係に文句を言い、ファンとして、いろいろ呟くのも構わない。
けれども、自分達ファンがファンとして存在出来るのは、彼が日本活動を望むからであり、日本ファンを特別な存在として大切に扱ってくれるからであって、彼にそれらの気持ちがなくなれば、この関係性は消滅する可能性が高いのだということを忘れているのではないだろうか。
彼が日本を望むから、日本ファンとして存在出来るのだ。
彼がその手を離したら、特別な関係性は消滅するかもしれない。
多くの韓流スターと同じように、時々、日本へやって来て、ファンミを開く程度の活動でも、彼は存在出来る。
韓国の芸能界で生きていけるだけのポジションを築いた今、日本に何が何でも戻らなければいけない必要性は、彼自身の気持ちの中だけに存在していると言える。
彼はMoldir批判や、今回のInstagram.でのコメント欄の炎上など、一連の日本ファンの動きを知って、どう感じただろうか。
かつて、韓国ファンに「日本ファンを見習って欲しい」とまで言うほど、日本ファンを大切に思ってくれていた気持ちを今も持ち続けているだろうか。
自分達の思いをぶつけるばかりで、上から目線の説教めいたコメントばかりをするファンの存在を知って、どのように感じているだろうか。
彼が日本市場を諦めたら、その瞬間に日本活動の可能性はなくなるだろう。
彼が望むからこそ、日本ファンでいられるのだということを私は、忘れたくない。
鶏が先か、卵が先かと問われれば、「彼の気持ちが先」といつも答えられるファンでありたい。
彼が望まなければ、彼のファンでいることは出来なくなるのだということを、私達は、忘れてはならないと思うのである。