ジェジュンの発言に関して、嘘を書いているとの指摘を頂きましたので、記事を修正し、最後に追記します。

 

最初に断っておくが、この記事は個人的所感を述べたものであり、批判コメントには一切対応しません。また、オンリーに批判的な人は読まないで下さい。

そんなに5人時代が良かったのなら、なぜ自分からグループを出るようなことをしたのか。
メンバーの5人で歌いたい、5人の時の歌を歌いたい等の発言を聴くたびに、不快でしかない。5年経った今だから、そんな発言も許されるというのか。
過去の亡霊にいつまでも捕われるメンバーの発言を聴くたびに、何の為に出たのか、今までの5年間は何だったのかと不快な気分になる。
この5年間、一度も過去を振り返らず、5人時代のことを口にしなかったのは、ジェジュンだけだった。
 否、確かに彼は分裂当初、二人に呼びかけたし、2011年10月のひたちなかに於いて、「Stand by You」をメンバーに呼びかけて口ずさんだ。
しかし、それは、5人時代の曲目を当然のごとく、自分の歌だといい、コンサートの楽曲に組み入れることや、5人でまた歌えればいい、と発言することとは全く違う次元の話なのではないのか。
こじつけのように、twitterのアカウントに「東方神起」と入れていたという指摘に関しては、それを言うなら、彼は元東方神起のメンバーであって、裁判でハッキリ決着がつくまでは、心のどこかで、もう一度5人でやりたいと願っていたのかもしれないし、自分は東方神起から出た人間なのだということを自覚し続けたかったのかもしれない。
けれども、5人の時の曲をソロコンで歌うこともなければ、5人でまた一緒にやりたいとも言わなかった。
彼の心の中でどうのように思っていても、それを実際に言動に現すのとそうでないのでは、全く次元の違う話なのではないのか。それも、裁判によってハッキリと決着が着く前の時期、まだまだ物事は流動的で、どうなるか誰にもわからない時期だった。
彼の気持ちは、今でも5人で出たかったというのが、本当のところかもしれない。
それでも、裁判で決着が着き、もう二度と二つのグループが交わる可能性はないのだとわかった時点から、彼の心に迷いはなかったのではないだろうか。
自分のコンサートやファンミにやってきたファンの前で、なぜ、5人発言を繰り返すのか、私には理解出来ない。彼は、ソロコンで、自分の為に集まったファンの前で、決して一度もそのような発言をしたことはない。
そういう彼の意識と、メンバーの意識とを同列に見て欲しくない。それだけだ。

そんなに過去に戻りたいのなら、頭を下げて、東方神起に加わればいい。
5人時代の歌を歌いたいだけ歌えばいいだろう。そこにメインヴォーカルの姿は決してない。

過去を単に懐かしむだけでも、そこに若干の後悔の念を人は抱くものだ。単に懐かしいだけの気持ちなら、口にせず、自分の胸の中で、その思い出を抱きしめるだろう。
人が過去を口にするとき、多かれ少なかれ、そこには、後悔の念が加わるのではないのか。
それは、あれほどにヒットした5人時代の曲を歌うことの出来ない悔しさか。

JYJになろうと決意したとき、東方神起時代の曲とは決別したのではないのか。
思い出も功績も封印し、新しい自分達の世界を確立しようとしたのではないのか。
「百姓になることさえ覚悟した」その覚悟の中には、もう二度と人前で歌うことなど出来ないという覚悟があったのではないのか。それともその覚悟は、ジェジュンだけのものだったのだろうか。

メンバーだけが何度も何度も5人時代のことに言及する。
自分達で飛び出しておいて、平気で過去のグループ時代のことを口にする感覚が理解出来ない。
いつか5人に戻れるとでも思っていたのか。
飛び出した当初は、そんな幻想も抱いたかもしれない。けれどもそれは単に幻想であって、決して二つの道はこれから先も交わることはないのだということを知り尽くしたこの5年だったのではないのか。
それとも、長い時が経てば、元のように戻れるとでも思うのか。

二人の東方神起は、メインヴォーカルを失い、ハーモニーを失い、一から出直すしかなかった。過去の栄光に彩られたハーモニーも功績も全て失い、文字通り、一からの出発になった。
東方神起という名前だけが一人歩きし、過去の亡霊と比べられた。
歌えないメンバー、人気のないメンバーが残ったと言われ、どれほど悔しい思いをしたかしれないだろう。何をしても5人時代の過去の遺物と比べられた。

5人時代を捨て去りたかったのは、紛れも無く彼らだったかもしれない。
二人の東方神起として、過去とは全く別のグループとして歩んでいくしか道はなかった。
そうやって、過去の亡霊と戦い続け、今のポジションを築き上げた。
今のファンの中には、最初から二人の東方神起しか知らないファンが多く存在する。
そんなファンにとって、5人時代の過去を語られることほど、不快なことはないだろう。

かたや、大義名分を振りかざし、出たJYJはこの5年間に自分達の音楽の世界を確立することは出来なかった。未だに5人時代に言及するのは、自分達の音楽が5人時代に遠く及ばないことを知っているからではないのか。
結局、5人時代の亡霊に怯え、捨てきれなかったのは、JYJの方だ。
グループ音楽の確立を捨て、個人活動へと舵を切り、音楽の世界から離れたメンバーすらいるのは、3人の方だ。
それなら、それで潔く、グループへのこだわりを捨てればいい。いつまでもお茶を濁すような音楽とわちゃわちゃした会話だけで、動員出来るほど、日本のファンは甘くない。
除隊後もこの程度のグループ活動なら、しない方がましだ。元々、グループとしての活動は成り立っていないのだから。

過去の感傷に浸るのは自由だ。
だが、自分達の言動が自分だけのものにとどまらず、多くの人間に影響を与えることを芸能人を10年もしているなら、知るべきだ。
10代の世間知らずの新人とは違うのだ。もう30に手の届く立派な社会人だ。この世界で曲りなりにも多くのファンを持ち、自分達が東方神起を出た時に、多くのファンを巻き込んだ張本人だ。その張本人が、平気で、一時の感傷に浸って、無責任な発言を繰り返すことは不快以外の何者でもない。

ジェジュンだけが決して5人時代のことを話さない。
それは、自分の口から発した言葉の重さも影響も知っているからに違いない。
自分が選択し、歩んできた道を歩き続けることだけが、出た側に許されている道だと知っているからだろうか。

「5人でいつか歌いたい」

それは、出た人間の言う言葉ではない。それなら出なければ良かったのだ。出ざるを得なかったとしても、出ることを選んだ人間の言う言葉ではない。

過去を決して振り返らずに、前を向いて歩くことだけが、自分達の選択も歩んできた道も肯定する唯一の方法だということを思わないのだろうか。

恥ずかしげもなく、何かある度に、軽はずみな言動を繰り返すメンバーと、ジェジュンが同じ気持ちだと思われるほど、不快なものはない。
決して、5人時代のことを口にしないのが、彼の決意の現れであり、人間としてのスタンスだということを、長年、一緒にいるメンバーが気づかないはずはないだろう。
それでもあえて、口にするなら、それは、自分達の感傷に彼を巻き込みたいという思惑が働くのか。

浮気されても構わないし、忘れても構わない。待っていてという方がどれだけ我儘かしれない、とジェジュンとのスタンスの違いを強調し、ジェジュンとの電話の話を引き合いに出す。

彼が入隊し、いない間に、どれだけ傷つけたら気が済むのだろう。
「待っていて」とありとあらゆるものにメッセージを込め、入隊していった彼との約束を守って待ち続けているファンの感情を煽るかのように、不快なコメントが並ぶ。
長い時間を一緒に積み重ねてきた人間の性格を知り尽くした上で、暗に批判するかのようなコメントをインタビューで応えるメンバーに対して、不快以外の何の感情もない。

こうやって、メンバーの無作法な言動が、ジェジュンペンをさらに孤立化させていくことを、想像することすら出来ないのだろうか。
一体、自分達のファンの何を見てきた10年だったのだろうか。

このところの余りにも不用意な発言に不快以外の感情を持つことが出来なかった。

このような考えとスタンスのメンバーと同じグループを彼が選んだことが、ファンとして唯一の後悔に繋がる。

追記
ジェジュンだけが一度も5人時代のことに言及しなかったという記述に関して、「嘘をついている」との指摘でしたので、記事に書き加えました。5人時代に戻りたいと言う主旨の発言をしたことはないという意味でしたが、ことばが足りなかったので、記載し直します。ただ、「事実だけをお知らせします」というジェジュンペンからの指摘でしたが、事実だけでなく、明らかにコメントの後半は、私への批判でした。
いつも思うのですが、そんなに批判するのなら、なぜ、記事を読みに来るのでしょうか。最初に個人的所感を書いているとも、オンリーに批判的な人は読まないで欲しいとも書いているにも関わらず、読むことによって、不愉快になられても、それは預かり知らないことです。
繰り返し書きますが、私のファンとしてのスタンスに批判的な人は、この場所を訪れないで下さい。
ジェジュンのreviewに関しても、読むことをお断りします。
音楽の記事を書くのも、オンリーとしての記事を書くのも、同じ一人の人間です。そういうスタンスの人間が書いた専門記事も不愉快なものでしかないと思いますので、読むことをお断りします。