ブログを書き続けてきて5年、いつも決して揺るがない思いがある。

それは、自分の思いを書き綴る場所だということ。

 

文章を書くという行為は、ことばの力を借りて、自分の思いを表現するということだ。

ジェジュンのファンである私にとって、この場所は、誰に遠慮もなく彼への思いや感じたことを綴る場所であり続けたいと思っている。

たとえ誰一人読む人がいなくなっても、自分の思いを綴る場所であることは変わらない。

彼のファンの大多数が、私の考えと異なっても、私の中に何の影響を及ぼすものでもない。

彼への思いは、一人一人固有のものだからだ。

たとえ多くの人が自分の感覚や考えと異なろうと、私の中の感覚も彼への思いも揺るがない。

一旦文章にして、この場所に書くという行為は、私の中での考えを纏める一つの行為だ。

そんな思いで書き綴ってきた。

そして、願わくば、私の書く文章やVocal.Reviewが、少しでもジェジュンという人の存在や素晴らしさを多くの人に知ってもらえる機会になればいい。

そんな思いだけで書き綴って来た。

 

最近、彼以外のファンの人からメッセージを貰うことが多くなった。

ブログの記事を読んで、彼の良さを知った、歌を聞いてファンになった、と言われることが多くなった。私の書く文章が少しでも彼のファンの獲得に役立てばいいと願いながら、これからも書き続けていく。

 

多くの申請を頂いているアメンバーですが、メッセージのない方も多く、また質問の多さに辟易として返事をされない人も多いです。

今まで約800人の申請を受付け、現在承認されているアメンバーは、何度も一斉解除をくぐり抜け、質問に真摯に答えてくださった方ばかりです。

ミーハー的なブログでも情報ブログでもありません。限定記事には、情報やミーハーな記事を書いているわけではなく、公開記事にすれば少なからず波紋を広げる可能性のある記載があると思う記事を限定にしているに過ぎません。

 

そういう点から認証作業も時間を取りますので、アメンバーの数が300人になった時点で一旦、申請を閉じようと思います。

それ以降は、アメンバーを希望される方との個別のやり取りで、承認する形にしたいと思います。

毎日のように申請が相次ぎ、時間を割かれることが多くなりました。

入隊中には、より多くの時間を個人的に取り組んでいることに費やしたいと考えますので、事前にこのように告知させていただきます。

質問をお送りして、1週間以上お返事のない場合は、申請を削除致します。

申請を取り消したい方は、ご自分で取消をしてください。

よろしくお願いします。

 

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ここのところ、続けざまに起こった出来事は、オンリーファンを疲れさせるには十分な出来事だったのかもしれない。

入隊前のネガティブキャンペーン第2段とも言うべきものなのか。

今回のドラマは始まりの頃からガタガタとしていた。

 

ドラマオファーの情報が流れた時にほぼ出演が確定していたのは、前作のトライアングルと同じ流れだった。

「残りの時間をソロアルバムの制作にあてようと考えていたが周りに強く勧められて出演を決めた」

トライアングルの出演を決めた時と同じように彼はアルバム制作を念頭に入れ、歌手としての活動を考えていた中でのドラマ出演だった。

同じような流れに見える二つのドラマ出演確定の決定的な違いは、トライアングルが、「主人公の人生が自分の人生に重なるところが多く、人物が非常に自分に近いと感じ、是非演じてみたいと思った」という彼のことばに対し、「周りの人間に出演を強く勧められた。今までのドラマと違って新しい枠組みの中で自分に出来るのだろうかと非常に不安だった」というSPY出演確定の経緯への答だった。

それでも「自分で選んだ」という彼のことばに、彼自信の意思が決断したと感じていた。

しかし、このところの状況を見るにつけ、そうではなかったのかもしれないと思う。

 

今までも彼はドラマの出演を事務所を通さずに確定してきたように思う。

ボスは明らかに彼単独の仕事で、後日発売されたメイキングDVDのどこにもC-jesの記載はない。

Dr.JINは、サセン騒動の前後に決まった仕事だった。今から思えば、あの仕事があったからこそ、彼はこの世界に戻ってきたのかもしれないと思える。

ドラマ出演は、彼にとって、C-jesの枠組みから離れられる唯一のチャンスだ。

それでもC-jesは、彼に日本ファンに会えるドラマファンミという餌を与えたように見えた。

彼はアイドル歌手であって、韓流スターではない。多くの韓流スターが当然行なってきた個人ファンミという形態の仕事をC-jesは当然のごとく、彼に与えた。

唯一、日本ファンに会えるロッテファンミは、ロッテとの契約解消で、4月に終了していた。

コンサートもなく、日本活動の見通しさえ全く立たない中で、彼が唯一日本ファンに会えるチャンスはドラマファンミしかなかった。

そうやってドラマ出演にはファンミがつきものという構図をC-jesは作り上げた。

それは、歌手ジェジュンとしての活動ではなく、俳優ジェジュンとしてなら餌を与えるというやり方だった。

 

俳優としての活動の中で、彼もファンも、歌手ジェジュンとしての活動への欲望を捨てることは出来なかったと思う。

ファンの気持ちに応えるという形で、翌年には、ソロ歌手としての音楽活動に邁進した。それは、入隊までのカウントダウンの中で、自分を歌手として記憶させておきたい、という彼の強い意思の現れのように見える。

そうやって彼もファンも名古屋とJJパーティーを終えた筈だった。

 

いつ入隊になるかもしれない中で、仕事を確定していくのは、まるで駆け引きのような世界だ。鶏が先か、卵が先かという問題同様に、仕事が確定しているから入隊が延びる、入隊が延びているから仕事を入れる、という状態になった。入隊前の最後の大儲けにJYJ活動を再開させたい事務所の思惑の中で、彼だけが入隊を引き延ばされていく。

 

30歳の誕生日を直前に控えて、もう新しい仕事に入ることはないと彼自身も思っていたかもしれない。だからこそ、最後に落ち着いてソロの音楽を残していきたいと思ったのかもしれない。

「ソロアルバムの準備」をしていた彼の気持ちを説得し、俳優ジェジュンとして最後の印象を植え付ける為に事務所が与えた餌は、彼の日本での個人ファンミとの交換条件だったのかもしれない。

入隊前に来日出来る最後のチャンスを与える代わりに、彼を十分に歌わせない。

歌手ジェジュンとして日本でブレイクされては困るのだ。

多くの韓流ファンには、俳優ジェジュンとしてで十分だ。東方神起のセンターとして記憶されている歌声を呼び戻してはならない。

彼は歌手ではなく、俳優なのだから。

 

まるでその歌声を封印するかのように、SPYではOSTすら歌わせない。

歌手ジェジュンではなく、俳優キム・ジェジュンとして徹底的に印象づける。

 

そんな思惑しか見え隠れしない今回のドラマ出演は、彼にも私達ファンにも、事務所の思惑とは全く正反対の気持ちを植えつけるのに十分だった。

 

いち早く日本放送が決まったのには、事務所にとってよほど美味しいものがあったのかもしれない。熱心にドラマを広報し、入隊前に全ての彼の露出を終えさせる。

SPYの放送さえ終われば、9月以降、完全に彼の姿は芸能界から消える。

歌手としても俳優としても人々の記憶から消し去るのだ。

彼の歌声を日本で封印する代わりに、事務所にとって唯一の歌手だという印象をこの2年の間に植え付けていかなければならないメンバーがいる。

 

彼の不在の間に、唯一の歌手は、日本で大ブレイクさせなければならない。

その為のこの5年間だったと言っても過言ではない。

東方神起のメインボーカルの地位を奪われてからの屈辱の年月は、この日の為にあったと言っても過言ではない。

もうすぐ目障りな存在は二年間消えるのだ。

 

歌手以外に潰しの効かないメンバーは、その地位を脅かすものは徹底的に排除しなければならない。

まるでそういう強い意思が働いているかのように思える一連の流れだった。ジェジュンは、歌手ではないのか。

今までどんなハードなスケジュールでもドラマでも、自作曲を歌い、歌手としての歌声を披露してきた。ドラマを観て彼を知り、OSTを通して彼の歌声のファンになった人も多くいる。どんなに俳優としての仕事をしていても、歌手としての存在を示してきた。

 

そんな彼の主演作SPYのどこにも彼の歌声はない。

初のKBSドラマ出演の条件は、「彼が歌わないこと」だったのだろうか。そして彼は、その条件を呑んだのか。それとも当然、今までと同じようにOSTは歌えると思っていたのかもしれない。

当たり前だ。歌手なのに、主演作のOSTの一曲も歌えないなどということは、韓国ではありえない。彼が歌わないOST発売にどんなメリットがあるというのか。彼が歌うほうが断然売上枚数も延びるに違いないだ。それとも天下のKBSに歌手ジェジュンは必要なかったのか。彼の俳優としての実績と実力だけでいいなら、なぜにジャケットに彼の画像を使うのか。彼の画像を使わず、堂々と勝負すればいい。彼の外見と知名度を明らかに利用した今回のCDは、不快なものでしかない。

 

アルバム売上げ、堂々1位を獲得し、JYJの売上げをはるかに凌ぐソロ歌手が、自分の主演したドラマのOSTを歌うことすらできず、ジャケットカバーのモデルだけを務める。CDに印刷された画像は彼の画像しかないという念の入用だ。

何も知らない人間が見たら、彼のCDだと思うだろうか。

歌声がどこにも収録されていないのを知って、俳優なのだと記憶するだろう。

見事な戦略だ。

 

彼は歌手だ。

俳優としての感覚も実績も、その基礎には、彼の歌手としての感覚がある。

彼の演技は計算されたものではなく、歌手として培ってきた感受性に培われた表現力が、大きなポジションを占める。

 

入隊は、間違いなく、彼に音楽への渇望を与える。

どんなに彼の歌声を封印し、歌手として葬り去ろうと策略しても、天が彼に与えたものも、彼の音楽への情熱も奪い取ることは出来ない。

 

歌手ジェジュンは、除隊後に必ずブレイクする。

渇ききった砂漠に水が染み渡るように、彼自身の心と私達の心を彼の歌声と音楽が満たす日が必ず来るだろう。

 

高く翔ぶ前には、低く潜らなければならない。

 

これからの2年間、彼と共に十分潜り込むのだ。

高く高く翔ぶ為に…