もうあちこちのブログに掲載されているので、私が書く必要もないとも思いながら、今さらながらにCjesという事務所のスタンスに、思わず苦笑した。

珍しくジェジュンの写真を掲載し、軍隊生活の彼に会いたいでしょう?とファンに話しかけながら、結局は、合成写真を使って、入隊中の彼と何のコンタクトも持てないことを露呈した形だ。

合成写真まで作って、彼のファンの注意を惹きつけ、ファン心理を煽る。
彼は、事務所の所有物なのだと言いたげだ。

JYJとネーミングが入っただけで、法外な契約料を要求するのは、有名な話だ。
一度でも、この事務所とまともに仕事をしようと話したことのある事業家なら、その法外な額に呆れ果てると言う。

何事も金、金、金だ。
ジェジュンへの仕事のコンタクトを取るのに、事務所を通した途端、JYJという名前を要求し、所属事務所としての権利を振りかざす。
そうやって、彼をJYJという名の元に金銭的な部分でがんじがらめにする。

多くのアイドルが、事務所のスタッフの付き添いの元に入隊した。しかし、彼だけは、事務所のスタッフではなく、個人的に雇ったマネージャーと、家族の付き添いで入隊した。
そこ一つとっても、彼と事務所の関係が見えてくる。
入隊時も、入隊中も、見事なほど、彼に関して事務所はスルーだ。
ユチョンの入隊時の扱いとの違いをまざまざと見せつける。
予想出来たこととはいえ、余りにも露骨で、わかりやすい態度に笑うしかない。

サセン以降、表面化した彼への内圧は、JYJファン社会を大きく二分化してきた。
JYJというグループのメンバー全員を応援するファンと、ジェジュンだけを応援するファンとに。

誰もが「なぜ?」と感じるほど、そのやり方は、巧妙さに欠け、わかりやすくなっている。
その度に、JYJファンから、ジェジュンだけを応援するファンに変わる人が増えている。

それは、どんなに嫌がらせやパワハラを受けても、いつも自分のスタンスを変えず、綺麗で、明らかな態度でいようとする彼のあり方を見れば、彼だけを応援したくなるからに違いない。
事務所が、メンバーを優遇すればするほど、彼への冷遇との差が明らかになり、ファンの間に不信感を生む。
その構図が、事務所にはまだわからないのだろう。

日本には、昔から、判官びいきという言葉と思想がある。
いじめられている人や、弱い立場で圧力を受けている人を応援するという考え方だ。

韓国では、事務所のやり方で上手くファンを騙せても、この日本では、そうはいかない。
あからさまな、韓国方式のやり方に、何の疑問も持たないのは、優遇されているメンバーを盲目的に愛するファンだけかもしれない。

余りにもお粗末で、ファンから、オリジナル画像の証拠まで出されるような状況でも、ファンを騙せると思っている浅はかさが、優遇するメンバーまで入隊したあとの事務所の将来を露呈しているようで面白かった。