Mステの出演が10年ぶりと聞いて、やっぱり戻ってくるのに10年かかったんだと思った。
やっと戻ってくる、歌手として。
日本に彼の歌声を取り戻せる。
音楽番組に出ること。それは、彼のこの10年の夢だったかもしれない。
歌手以外の何者でもなかった彼を、歌手以外の者に仕立て上げた韓国。
日本であれだけ活躍していた彼を、韓国のものだと言って取り返し、彼の歌声を封印した。
韓国に取り戻すことは、彼から歌を奪い去ることだったのか。
日本に盗まれた、と言い、プライドを賭けて韓国に取り戻した。
取り戻したあと、彼はどうなったのか。
歌手として、この10年、一度も音楽番組に出演することはなかった。
グループでの活躍がなければ、到底、彼は歌手として認知もされなかっただろう。
この10年、韓国に取り戻されたおかげで、日本では、彼のことを忘れ去った人ばかりだ。
ドラマを観て、ファンになり、歌手だと知って驚いたという人や、俳優ジェジュンのファンになってから、昔の歌を聞き、歌手としての彼の活躍を知った人もいる。
この日本社会から、彼の歌声は、完全に忘れ去られた10年だった。
10年前より、音楽番組は少なくなった。
歌手の活動は、歌番組の出演よりも、ライブに重きを置く人が多くなった。
それでも数少ない歌番組への出演は、絶大な影響力とアピール力を持つ。
彼の歌声は、この10年で変化した部分と変化していない部分を併せ持つ。
ただ、確実に言えることは、伸びやかな歌声はそのまま保持し、歌声の色合いが多くなったことだ。
彼の歌は、かつて、グループの一人として歌っていた頃は、平面的二次元的だった。
しかし、今、ソロ歌手として一人で歌う歌は、立体的で三次元的だ。
数々の色彩を持ち、絵画のような色合いを見せる。
彼の歌声を聞いて、多くの人は、かつての歌声を思い出すと共に、さらに充実した響きの歌声に、印象を変えるだろう。
歌手ジェジュンの歌声が、日本社会に戻ってくる。
歌手ジェジュンの復活だ。
※こんな大事な時期に、前記事での出来事は、確実に影を落としている。
DVDやCDを注文する手が止まった、という人や、DVDを観る度に、出来事を思い出すという人。
何も知らされなければ、心から喜べた活動に暗い影を落とす。
わざわざ寝た子を起こすような行為は、彼の足を引っ張る目的以外に何があるというのだろう。
沈黙を貫かなかったところに、彼への悪意しか感じなかった。
Mステにかつてのグループが出演する度に、夫から、「ジェジュンは?」と嫌味を言い続けられて10年。
やっと言い返しました(笑)
「え、凄いな、そりゃ、ホンモノだ…」
そう、本物です。
歌番組に出て、やっと歌手として一人前に認めてもらえる。
ソロ歌手としての復活です。
おめでとう、ジェジュン。
良かったね。
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