長くブログを更新することが出来ませんでした。申し訳ありません。
先週末から1週間、東京へ滞在していました。

主宰するサポートサイトのオフ会や、私用などで多くの方に出会い、また今まで訪れた事のなかったJJ関連地も今回初めて訪れて来ました。
その前も含めると約2週間、ブログを更新することが出来ず、その間も訪ねて下さった方には本当に申し訳なく思います。

今回、オフ会をして多くの事を学びました。

当然、開催するオフ会はジェジュンオンリーの方ばかりの参加でしたが、その中で感じたことは、圧倒的にここ2,3年のファンの方が多いのだということでした。
中には、この2ヶ月でファンになったと言われる方もいて、そういう方達にとっては、5人時代も3人時代も過去のものであり、ジェジュンは、ソロ歌手として存在しているのだという事をまざまざと感じさせていただく事になりました。

ソロ歌手ジェジュンのファンになったきっかけをお聞きすると、いくつかの波があることがわかりました。

横アリの「化粧」の動画からファンになった人、横スタのコンサートに誘われて参加し、ファンになった人、軍フェスの動画を見てファンになった人、「No.X」を聞いてファンになった人。
これらの人は、ジェジュンはソロ歌手として存在していることが当たり前という状況です。

しかし、そうではなく、5人の東方神起の存在を十分に知っていて、その上でジェジュンだけのファンになった人達がいます。
それまで東方神起のファンでもなくジェジュンのファンでもなかった。
けれどもある曲をきっかけにジェジュンだけのファンになった、と言われる方達でした。

その曲は、「成均館スキャンダル」の「君にとっては別れ 僕にとっては待つこと」

ジェジュンの歌声を聞いて、「一体誰が歌っているのだろう、と思った」と言われる方々でした。

しかし、多くの方が心を奪われたというこの曲は、私にとっては悲しい曲でしかありません。

なぜなら、この曲を聞いた時、今まで日本語の曲しか殆ど知らなかった私にとって、ジェジュンがハッキリと、もう日本では歌わないのだと確信させられた曲だったからです。

私にとって、ジェジュンという歌手は、あくまでもJPOPの歌手であり、「ジェジュン」「JEJUNG」でしかありませんでした。

しかし、この曲の彼はKPOP歌手のJaejoongでした。

韓国の言葉を歌い綴る歌手Jaejoonngでしかなかったのです。

当時、韓国ファンのreviewに書いてあった言葉が、私の心に突き刺さりました。

「ああ、やっと彼は私達の元に戻ってきた」

この言葉を読んだとき、私はハッキリ、彼が日本から遠い国へ戻ったのだとあらためて思い知らされたのです。

今まで日本人かと思うほど、日本語を流暢に話し、日本語の歌を当然のように歌い、日本食を食べ、日本芸能界の中に溶け込んでいた「ジェジュン」という人は、もう日本のどこにもいないのだと、思い知らされました。

多くの人の心を捉えたこの曲の彼の歌声は、余りにも美しく、濃厚な響きは、それまで歌い続けてきたJPOPでの歌声です。

JPOP歌手JEJUNGの歌声なのに、日本語ではなく韓国語で歌う彼の曲。

それが、この曲です。

そして、KPOP歌手Jaejoongの始まりでもある曲。

私にとっては、そう感じる曲でした。

この曲をはじめ、「The Beginning」の歌声など、この時期の彼の曲は、私の中で、彼がJEJUNGからJaejoongへと変わっていくのを確認させられた曲であり、この頃、彼が完全にCjesや周囲の人間によって騙され、韓国へ取り戻されていくのを知らなかった悲しい時期を思い起こさせるものでもあります。

ドロドロと蠢く黒い思惑と汚い人間たちの利権の中で、余りにも彼の歌声だけが甘く澄んだ音色なのが、その後の彼の人生に起こる事を示唆しているようで、悲しい1曲です。

JPOP歌手「JEJUNG」の始まりの歌を、私はいつ聞くことが出来るでしょうか。

「ああ、JEJUNGがやっと私達の元に戻ってきた」と言える日は、いつでしょう。